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新木津トンネルを出たところから見た高見山。山頂付近を雲が流れて行く。これまでの経験から、晴れるとしても恐らく昼ごろになるものと思われた。
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たかすみ温泉の広い駐車場。これまでは杉谷から登ってばかりいたので、ここから杉谷分岐までは初めての道です。
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7時半に駐車場を出発。平野川沿いに歩いて”たんのうら橋”を渡る。左に行くと登山道だ。
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はじめは階段状に整備された登り道が続く。
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やがて尾根からはずれて起伏の少ない巻き道となる。
淡々と歩いて行く。
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その後沢沿いの道となり幾度か渡り返しながら進んで
高見杉(樹齢7百年とのこと)に着く。時刻は8時25分。
このあたりから雪上の道となる。
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高見杉からしばらく行くと小さな尾根の急登となる。
杉谷分岐までの間の胸突八丁とでも言うべき所だ。
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急登の途中で音羽山方面?を振り返る。遠くには青空が広がっている。
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樹林の間から高見山を見上げる。頂上は見えていないが稜線の木々は霧氷で白くなっているようで期待感が高まる。
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杉谷分岐に向かって最後の急登を続ける。この道は高見山の西側につけられているため午前中は日が差さず、そのため一部凍っている所もあったがアイゼンをつけるほどでもなかった。
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9時ちょうどに杉谷からの道と合流する。冷たい風が吹き抜け、冬の山に来たことを実感する。
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杉谷からの道と合流したあとは頂上までは800mほどの距離だ。
高見山の核心部はこの杉の樹林を登り切ったあたりから始まる。霧氷を期待してもう一頑張り。
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まわりが自然林となり、国見岩に近づいてくるといよいよ霧氷の世界だ。
今日はうっすらと薄化粧したような状態で2009年の時とよく似ている。
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思ったよりも雪が少なく霧氷も控えめだが、風は冷たく寒さは厳しい。
時折雲間から日が差すが回復するのにはもう少し時間がかかりそう。
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見上げれば、北風に乗って雲が盛んに流れて行く。
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笛吹岩手前付近。
今日は日曜日なので山はかなりの賑わいとなりそうだが、まだ9時半位なのであまり人影はない。
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朝、トンネル出口付近から見た時の山頂付近を覆っていた雲は消えており、今は曽爾高原方面もよく見える。
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頂上に近づくにつれて風はますます強く冷たくなる。ゆっくりと景色を眺める余裕もなく、9時55分に山頂に辿り着くと写真を撮ってすぐに避難小屋に駆け込んだ。
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小屋には10人ほどの人が休憩していた。奥の方に座って少し休憩してから暖かいコーヒーを飲んで一息つく。そのうちに外が明るくなり青空が広がるようになってきた。
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視界もかなり良くなってきたのでまわりの霧氷を鑑賞する。
控えめな薄化粧が今回の特徴かな。
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しかし控えめな霧氷も日が当たると輝きを増す。
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山頂からの東の眺め。右端に三峰山。
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山頂からの西の眺め。辿ってきた霧氷に覆われた尾根がよく見える。
右遠くにうっすらと金剛山と葛城山。
山頂で1時間ほど過ごしてから帰途につく。念のために小屋でアイゼンを装着する。
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帰路は回復傾向の空模様の下で写真を撮りながら行く。
山頂直下のこのあたりの景色が最も絵になるように思います。
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控えめな霧氷も日が差すと目が醒めるような輝きを放つ。
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頂上付近の霧氷の樹林を振り返る。
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繊細な霧氷と青い空(1)
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繊細な霧氷と青い空(2)
(画像をクリックしますと拡大されます)
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繊細な霧氷と青い空(3)
触れば儚くも崩れてしまいそうです。
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輝く霧氷
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まずまずの霧氷に満足して杉谷分岐から平野に向かう。天候も回復して薄暗かった杉林にも日が差し込んでいた。(右の写真へ)
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午後1時10分に”たかすみ温泉”に戻る。
帰途は多くの団体登山者とすれ違い、また12時を過ぎた高見杉あたりでも登ってくる人を見た。高見山は老若男女が手軽に冬山を楽しめる人気の山と言うことをますます強く実感した。
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12時半に高見杉を通過。
ここからしばらく下ったところでアイゼンをはずす。
(左の写真へ)
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帰途、新木津トンネルから高見山を見る。
帰りは同じ道を戻ったが、桜井から奈良までの間で時間がかかり、
家に戻ったのは4時を過ぎていた。
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これまでの高見山霧氷山行
(画像をクリックすると山行のページへ) |
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