高見山
2010年(平成22年)1月8日


メ モ
年末から年始にかけての寒波に続く今年2度目の冷え込みもようやく収まりかけたこの週末に、正月の間に増えた体重のそぎ落としと、今年の初登りを兼ねて高見山に行くことにした。金曜日はまだ緩い冬型の気圧配置が続くとのことだったが、昼頃には晴れるとの予報もあったので、人出が少ない平日を選んで出掛けることとした。
まだ暗い5時50分に家を出発し、磐船街道を経て国道24号から169号、166号と、いつもの道を走って行く。櫻井のあたりですっかり明るくなったが、残念ながら空は雲に覆われていた。そのせいか、路面の凍結はなく、登山口の杉谷には8時ちょうどに着いた。
いつものところに車を止めて朝食を取り、支度をする。午前8時30分、昼頃には晴れ間も出るとの予報に期待して霧氷の山に入っていった。

行 程

杉谷登山口
↓↑
小峠
↓↑
乳岩
↓↑
国見岩
↓↑
笛吹岩
↓↑
高見山

距離     :  6.5km
最大標高差: 782m
累積標高  : 782m
  
天 候

曇り時々晴れ
 (気象庁 : 日々の天気図) 

山行記録

杉谷の民家の横にある高見山登山口から出発

登山口から少し登ったところにある山の神の祠。安全祈願をして先に進む
登山口から小峠までは旧伊勢南街道を行く。街道の名残りだろうか、石畳のような所もある

薄暗い樹林の中の道を50分ほど歩いて小峠に着く。峠のまわりの木々にはうっすらと霧氷がはりついていた

小峠から急登を続けて乳岩に着く。霧氷も本格化してくる

登山道のまわりは霧氷が満開と云ったところだが、曇り空では今一つ冴えない

凍てついたモノトーンの世界。3年前の1月に登った時と同じ状況だ

天候の回復を期待して登り続ける

国見岩付近を通過

その後息子岩や揺ぎ岩、笛吹岩などを経て山頂に近づくほどに風が強くなる。
霧氷が吹き飛ばされる道を登って無人の頂上に着いたのは10時35分だった

風が強く寒いので、頂上で写真を撮ってすぐに避難小屋に駆け込む

小屋で温かいコーヒーを飲んで一息入れる。空は時々明るくなるものの、すぐに回復する様子は見られないので1時間ほどして下山の途に着いた

外は相変わらずの風で、霧氷が吹き飛ぶ中を下って行く。
途中、笛吹岩から山頂を眺めていると北の空が明るくなり、青空が広がってきた。好天の兆しと思い慌てて来た道を戻る

束の間の晴れ間を狙って写真を撮るが、流れゆく雲の動きは早くなかなかタイミングが合わない

上の写真とほぼ同じ場所から撮ったもの。雲がどんどん流れて行く

この写真も上とほぼ同じ場所から撮ったもの。瞬時の間に光景が変化します

一瞬、北側の眺めが広がったが、もたもたするうちにシャッターチャンスを逃す

再び頂上を目指して登って行く

頂上を目前にして急に青空が広がり、霧氷が白く輝く瞬間があった
(画像をクリックすると拡大されます)

霧氷には、やはり青い空が一番です

相変わらず風は強く、霧氷がドンドン飛ばされている

避難小屋の前の様子。晴れる瞬間は景色が一変する

山頂の木々

本日二度目の山頂です。避雷針にはりついていた霧氷も半分飛ひ散っていた

一瞬、霧氷に覆われた北尾根が見えた

雲間の北尾根。このあと空は再び厚い雲に覆われてしまい、天気の回復は期待できそうになかった。
時刻も12時半になったので、このあたりで帰途に着くことにした

帰途、笛吹岩からの南側の眺め。大峰山の方向だがどうやら雲の中だ

霧氷に覆われた高見山(旧道トンネル付近から)

コースタイム
 杉谷登山口(8:30)−小峠(9:20)−乳岩(9:40)−高見山(10:35)
 高見山(12:30)−小峠(13:10)−杉谷登山口(13:50)

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