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早朝の6時30分に登山口の駐車場に着く。天気は思ったほど良くなく少し気分が重たくなる。
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支度をして出発する時に何気なく通行止めの看板を見ると、通行止めは車だけではなく登山者もダメと書かれてあった。一瞬、愕然としたがここで引き返す手はないと思い、自己責任の下でとりあえず先に進むことにした。
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駐車場から10分ほどで登山口のゲートを通過。道は台風の影響のためか、かなり荒れていた。工事現場は8時からの規制のため誰もいなくて歩行に支障はなかった。帰りはどうなるかわからないが・・・。
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駐車場から30分ほどで車道も終わり登山道らしくなって明神谷へと入って行く。
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明神谷下部の徒渉点。沢を渡るのは4回でここは2回目のところ。
ロープが張られてあり、それを頼りに渡ることができるが、結構水量があり油断は禁物。
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登り続けること1時間ほどで明神滝に着く。
このあたりまではまだ紅葉はあまり進んでいない。
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滝から少し登ったところにあるベンチを過ぎてさらに登って行き、小さくなった沢を渡ると大きなつづら折りの道となる。ここから紅葉が始まったばかりの樹林が続く。
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このつづら折りの登りは明神平への登りの中でも静かな山歩きができる雰囲気の良いところだ。
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早朝で曇り空でもあり、明るい日差しがないのが玉に瑕だが・・・。
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9時ちょうどに明神平に着いて東屋で一休みする。
ここは峠のような地形で吹き抜ける風が冷たく軽くかいた汗が一気に引いてゆく。
明神平の手前では既に紅葉は散ってしまっていたが、国見山への斜面にはまだ少し色づいた葉が残っている。
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明神岳への登りから明神平を振り返る。
人の気配もなくひっそりとした、まさに晩秋の山の雰囲気です。
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明神岳への登りの途中での紅葉。
雲が多かった空もこの頃から日が差し、青空が勝つようになってきた。
気分も幾分か軽ろやかになる。
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道標にしたがって明神岳に向かう。
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明神岳への道。右側は切り立った急斜面。
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稜線上の木々は既に冬の装いだが、少し下がった斜面にはまだまだ紅葉が見られる。
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明神岳付近からの眺め。薊岳から続く木ノ実屋塚方面?
手前の木々は黄葉と言うよりは枯葉状態。
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明神岳山頂。稜線上の一通過点のようで頂上らしい感じはしない。
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明神岳から少し下って行くと桧塚方面への分岐がある。
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分岐から桧塚目指して下って行く。
すっかり葉を落とした木々を透かして桧塚方面の山々が見える。
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明神岳から一旦下り、広い尾根を辿って緩く登り返すと判官平に着く。
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判官平から先も広々とした尾根は続く。
紅葉の盛りは一週間ほど前だったのかも知れない。
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紅葉の盛りの頃はさぞかし綺麗だろうなあ。
次の機会はもう少し早く来よう。
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尾根から桧塚奥峰を見る。
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残っている葉は褐色の枯葉に近い状態。
遠くから見ればそこそこ綺麗だが・・・。
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何の木か分かりませんが、赤く頑張ってます。
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桧塚奥峰への登り。
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桧塚奥峰山頂近くの少し綺麗な感じの木。
やはり日が差さないことには色が映えません。
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桧塚奥峰の登りから明神岳方面を振り返る。
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10時30分に桧塚奥峰に着く。
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桧塚奥峰山頂。
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桧塚奥峰から桧塚を見る。このあたりも稜線付近の紅葉は終わっている。
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ヒキウス平方面。
今日は遠くは霞んでいて大峰山の眺めはなかった。
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桧塚奥峰から最終目的地の桧塚に向かう途中の千秋峰からの眺め。
左遠くに高見山が見える。
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千秋峰から国見山方面を見る。
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間近に迫った桧塚。
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桧塚への道から奥峰を振り返る。
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10時50分に桧塚着。
ここは木立に囲まれて展望はないが、最終目的地として割愛するわけにはいかない。
少し休憩してから11時ちょうどに帰途につく。
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12時25分に明神平に帰り着く。相変わらず人の気配はない。
今日出会ったのは明神谷の登りで追い越された2人と桧塚までの道の往復ですれ違った5人の計7人だった。
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明神平から下る途中の紅葉。
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晴れていた空も明神谷の下りでは曇り空に変わってしまい、日に映える紅葉を見ることができなかったのは残念だった。
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午後1時50分に無事登山口の駐車場に戻る。
途中の工事現場では何か言われるのではと気になったが、特に問題なく通り過ぎることができた。今日は大した作業をしていなかったが、もし危険な作業中だったらこうはいかなかったかも知れない。今後は事前情報入手を怠らないようにしよう。
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これまでの桧塚山行
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