圓山風景区
 2017年(平成29年)123日(日) 


            
 これは12月初めに台湾を旅行した際に台北で泊まった圓山大飯店の裏山を散策した時のものです。山歩きというほどのものではないが、記憶に留めておくためにページの一つとして加えておくことにします。

 今日は早くも帰国の日となりました。チェックアウトは12時なので午前中はホテルでゆっくりとできますが、せっかくなのでどこかに出かけようと思います。市街地まで行くのは少し時間が足りないのでチェックアウトしてからということにして、あと考えついたのは故宮博物館でした。しかし今日は日曜日なので混雑して白菜や肉形石など有名なものはじっくりと鑑賞はできないだろうと諦めました。
 結局チェックアウトまで各々自由行動ということになり、私はホテルのまわりを散策することにしました。目的は定かではありませんが、とりあえず近くの八二三砲戦紀念公園まで行ってみることにして午前9時15分ごろにホテルを出ました。     

  

 
【基隆河】
 ホテルの部屋から見た午前8時ごろの外の様子。
天気は相変わらずよくないが雨の心配はなさそうです。
朝日を反射して輝いているのは基隆河。
前回台北に来た時に訪れた平渓や十分はこのずっと上流にあります。

 【ホテルの朝食】
 午前8時過ぎから朝食を戴きます。バイキング形式なのでついつい取りすぎます。
残さないようにしなければ。

 【部屋からの台北101】
 朝食を取ってから部屋に戻って今日の予定を考えます。
私は午前中にホテルのまわりを散策することにしました。

 【圓山大飯店】
 ホテルを出て振り返り昼間の全景を撮りました。
本当に派手な建物です。

【階段を下る】
ホテルの車用ゲートの左脇にある階段を下って行きます。

【八二三砲戦紀念公園】
階段を下って中山北路四段沿いに少し行くと公園があり、中央付近に写真のモニュメントが建っていました。”八二三臺海戦役勝利紀念碑”と書かれています。

 
 【公園の門】
 北安路に面した公園の門です。
ここはもともと北安公園と呼ばれていましたが、2016年(去年)に改名したそうです。
823砲戦とは、1958年8月23日に中共が金門島を奪取しようとして起こった戦闘で、中華民国が守り抜いています。

 
 【石碑】
 門の傍に置かれていた石碑。日付を見ると中華民国105年8月23日と書かれています。
去年のことですね。

【大砲】
M59型155mmカノン砲とのことです。アメリカ陸軍が使用していた長距離砲撃用の大砲です。

【機関砲】
ボフォース40mmL/60双管砲。対航空機用の機関砲です。開発はスウェーデン。

【圓山風景区】
公園を出て北安路を東に歩いて行くと圓山風景区と書かれた門があった。時刻は午前9時40分ごろ。

【案内図】
門の横に案内図があったが詳しい説明がないのでよくわからない。しかし迂回してホテルに戻って来ることができそうなので興味半分で歩いて行くことにした。
(画像をクリックすると拡大されます)

【北安路77巷】
風景区入口の門から先は北安路77巷と書かれている。突き当りのようなところまで行くと左に折れて緩く登って行く。

【散策路】
緩く登って行くと散策路のような広い道になります。時々人とすれ違います。

【分岐】
門から5分ほどで分岐があった。右は示範球場と書かれている。何をするところかは分からない。
(カーソルを画像に置くと拡大されます)

【分岐の道標】
直進方向には親山歩道やお寺の名前が書かれているのでこちらに向かうことにしました。

 
 【階段の道】
 幅の広い立派な道が続きます。

 
 【小僧のレリーフ】
 ほどなく目の前に沢山の小僧を描いたレリーフのようなものが現れました。
左右に書かれている文字は勧善懲悪みたいな意味でしょうか。

 
 【レリーフ】
 レリーフの一部を拡大したものです。

 
 【階段を上る】
 レリーフの右手の階段を登って行きます。
上の方に何かのお店があるようです。

 
 【円通巌】
 階段を上って左に行くと立派なお寺がありました。円通巌と書かれています。
階段を上って行きます。

 
 【観音菩薩】
 正面には観音菩薩像が置かれていました。

 
 【台北市街】
 振り返ると台北の街がよく見えました。
観音様は一日中この景色を眺めているのでしょう。

【案内板】
円通巌から出てくると案内板がありましたが、説明が少なくどうも要領を得ません。とりあえず先に進みます。道の脇の店では大黒さんのような置物を売っていました。
(カーソルを画像の上に置くと案内図が拡大されます)

【道は続く】
途中で分岐があり左の圓山三號と書かれた方に向かいます。

【分岐】
円通巌から10分ほどでまたまた分岐がありました。観景平台というのはどうやら展望台のようなのでそちらに向かいます。

【またまた分岐】
少し行くと四つ辻がありました。よく分からないので、勘で圓山A線の方に行きます。

【案内図】
近くにあった案内図を見ると何とか展望台のある方向には向かっているようで少し安心します。

【道標】
近くの道標からも歩く方向に間違いないことがわかります。

【展望台へ】
よく整備された道になってきました。

【展望台は近い】
整備された階段をドンドン登って行きます。

 
 【台湾国際放送マイクロ波電波塔】
 北安路から30分ほどで電波塔のある展望台に着きました。
ただし、ここが観景平台というところかは分かりません。
また観景平台とは単なる展望台という意味なのかも知れません。

 
 【展望台】
 電波塔の前には展望台が設けられています。台北市街が一望です。
前回台北に来た時に登った象山とは少し違った感じの夜景が楽しめそうなところです。

 
 【台北市街(1)】
 基隆河を隔てて台北の街が広がります。これは南の台北駅の方向です。

 
 【台北市街(2)】
 台北のシンボル台北101方面です。
台北101は昨夜からホテルから何度も見ていますのであまり新鮮味はありませんが・・・。

 
 【松山空港】
 ここからは松山空港の全景が目の前に展開しています。

 
 【松山空港をアップ】
 松山空港が手に取るように・・・。

 
 【圓山大飯店】
 展望台から少し下るとホテルが見えました。

【下ります】
あとはホテルの方向に下って行くのみです。まっすぐに下って行きます。

  【ドンドン下ります】
途中で何箇所か分岐がありましたが、とにかく下に向かいます。

【何かな?】
こんなものもありました。

  【ホテルの別館】
左の写真の地点から少し行くと派手な建物がありました。体裁が圓山大飯店と同じなので別館ということが分かりました。

 
【別館の入口】
別館といってもかなり大きな建物です。
向こうの方に結婚式を挙げた方たちが屯しています。

 
【ホテルの裏口】
午前10時半にホテルに戻ってきました。

 
【1階のロビー】
お店が並ぶ中を通って1階のロビーまで来ました。前方が正面入り口です。
かくして全く予備知識がなく少々緊張した1時間半ほどの散策は終了しました。
名所旧跡もいいですが、たまにはこんな行き当たりばったりも思い出に残ります。

     

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