北穂高岳
2007年(平成19年)10月


第1日
 上高地から北穂高まで
メ モ 例年より遅れ気味の紅葉を求めて涸沢から北穂高岳を目指す。昨年も同じ時期に行っているが、涸沢の紅葉は既に終わっていたので、秋では2度目の今回は涸沢ヒュッテのHPを見てタイミングを外さないようにした。
10月11日の午後11時過ぎに家を出発し、名神と中央の高速道路を走って中津川まで行く。中津川から国道19号を走り、薮原から境峠、黒川渡経由で沢渡を目指す。昨年と同じ道で順調に走っていったが、午前4時前に前川渡に着くとそこから先は4時45分まで通行止めになっていた。仕方なく50分ほど待機した後沢渡に着いたのは5時頃だった。
駐車場には昨日から止めているのか結構車が多かった。5時半の始発のバスも金曜日なのに満員で発車した。去年よりもかなり登山客が多い。この分だと北穂高小屋もかなりの人になるのではないかと少し心配になる。夜明けは近いが、空には雲が多くあまり晴れやかな朝ではない。夏に登った焼岳を見ながら上高地には6時に着く。
河童橋から横尾までは、進むほどに姿が変化して行く明神岳から前穂北尾根の山並みを眺めながら歩いて行く。そのうち天気も良くなり青空が広がってきた。紅葉までまだ間がありそうな樹林の中の道を進んで、帰路に予定している新村橋を過ぎて横尾に着いたのは8時半。小屋は改修中で今年の営業は終わっていた。
吊橋で梓川を渡って横尾谷に入る。横尾谷の紅葉はまだ始まったばかりのようで、昨年のような華やかさはない。本谷橋を渡り、つづら折れの道を登って左手に曲がって行くと道は涸沢谷に入って行く。ようやく色付き始めた木々の紅葉を眺めながら涸沢についた頃には晴れていた空に雲が広がり始めた。涸沢カール付近は紅葉の盛りだったが、湧きたつ雲に陽の光が遮られてその鮮やかさが今一つ冴えないのが残念だった。昼食をとって40分ほど休憩してから12時ちょうどに北穂高目指して出発する。
涸沢までは前回よりもハイペースで来たが、北穂沢からの登りはやはりきつく、南稜に辿り着くまで1時間半を要した。ちょうどそのころから曇っていた空も晴れ出し、眼下の涸沢から前穂高や常念山脈が見えてきた。南稜の登りは昨年の時よりも厳しく感じた。昨年は霧の中でもあり、また初めてなので無我夢中で登った感があったが、今回は北穂高の頂上が見えているため気持ちだけが先行し、体がついて行かない状態だった。山登りは頂上を見ずに足下を見つめてゆっくり登るのが鉄則だが、疲れてくるとそうは行かないのが難しいところだ。
喘ぎ喘ぎ登って北穂高岳についたのは午後2時50分。ちょうどまわりの雲が切れ始めて頂上からは360度の展望を得ることが出来た。しばらく眺めを楽しんでから小屋に行く。泊まり客は多そうだったが、一人1枚の布団は確保できるようだった。泊まった部屋は3階の第4尾根だった。着替えをしてからしばらく部屋でくつろぐ。夕方、夕日が沈む頃の景色を期待して外に出てみたが、曇り空のままでまわりは暗くなってしまった。6時前に夕食を頂いたあとはすることもなく、7時前から横になって寝てしまった。

行 程  
上高地−横尾−涸沢−北穂高岳−北穂高小屋(泊)

天 候 12日:晴れ時々曇


河童橋から穂高岳を見る。雲が多くあまりよい天気ではない 河童橋から涸沢に向かう。上高地付近は紅葉にはまだ間がある
上高地からの焼岳
明神付近から明神岳を仰ぐ 徳沢からの前穂高岳
徳沢と横尾の中間点付近から前穂北尾根を望む
横尾付近から屏風岩を見る 横尾の吊橋を渡って横尾谷に入る
岩小屋跡を通過 横尾谷で野猿に出会う
屏風岩と北穂高岳
北穂高岳。今日はあの頂まで行く
屏風岩を振り返る 屏風ノ頭の麓の紅葉
本谷橋から蝶ヶ岳を望む 涸沢への道
涸沢への道から横尾本谷を振り返る
涸沢谷から前穂高と吊尾根を見る 涸沢谷上部からの奥穂高岳
涸沢から屏風ノ頭と耳を振り返る
涸沢の紅葉。雲が多いため鮮やかさが今一つ(画像をクリックすると拡大されます)
紅葉の涸沢岳(画像をクリックすると拡大されます)
涸沢小屋と北穂高岳
北穂南稜取り付き付近から常念岳と屏風ノ頭を見る 北穂南稜から涸沢を見下ろす
北穂南稜からの前穂高と北尾根
北穂南稜からの常念岳
南稜テント場付近からの北穂高 北穂頂上まであと一登り
北穂高岳からの大キレットと槍ヶ岳
雲海上の笠ヶ岳
北穂高岳山頂からの常念岳 北穂高岳山頂からの前穂高岳
東鎌尾根と大天井、燕方面を見る
コースタイム
河童橋(6:20)−徳沢(7:35)−横尾(8:30−8:45)−本谷橋(9:40)−涸沢(11:20−12:00)
−南稜(13:30)−北穂高岳(14:50)

第2日“北穂高岳から涸沢まで”
に続く

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