女峰山 2002年(平成14年)5月25日 |
メ モ | 5月末の休日を利用して日光の女峰山と男体山に行く。 1日目は女峰山。この山は男体山の陰に隠れて目立たない存在だが山容はむしろ女峰山の方が険しい。また山頂に至る道もこちらの山の方が変化に富んでいる。 早朝霧降高原の駐車場に着いて少し仮眠してから出発する。まずキスゲ平まで登って赤薙山に向かう。夜明け前はそれほど悪い天気ではなかったが、登って行くにつれて赤薙山の方から盛んに雲が流れてくる。山頂に着くころにはすっかり曇って何か白い粉のようなものが落ちてくる。始めは何かの花粉かと思っていたがよく見ると粉雪だった。奥社跡に向かう途中では風も強くなり寒さも増して一時は吹雪のようになる。一里ヶ曽根を歩くころは小康状態になったが周りは霧に閉ざされて視界は悪い。今日は駄目かなぁと思いながら起伏の少ない道を歩いて2295m峰に着く。そのころには少し風が出てきて雲の動きが早くなってきたが、休んでいると突然青空が現れて前方に女峰山へと続く稜線が見え出した。ようやく天候も回復してきたようだった。2295m峰から下って水場を過ぎ、再び登り返して着いた2318m峰からは稜線沿いに登って行く。冷たい風が吹いて寒くてたまらないのでセーターを着込む。ハイマツの中の登りになると頂上は目前で、祠の前を通って9時前に山頂に辿り着いた。 女峰山の山頂は狭くその南北面は鋭く切れ落ちており、かなり高度感があるところだった。展望は頗る良く、明日登る男体山を始めとして奥白根山や遠く尾瀬や会津の山々が望まれたが、その稜線は半ば白い雲に覆われていた(男体山に続く)。 |
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行 程 霧降高原 ↓↑ キスゲ平 ↓↑ 赤薙山 ↓↑ 赤薙奥社跡 ↓↑ 一里ヶ曽根 ↓↑ 2295m峰 ↓↑ 2318m峰 ↓↑ 女峰山
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天 候 曇り時々雪後晴れ |
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原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 | ||
女峰山登山口 | キスゲ平からの赤薙山 | |
焼石金剛から見た赤薙山から2209m峰の山並み | 赤薙山への道 | |
赤薙山山頂 | 奥社跡と2209m峰 | |
赤薙奥社跡 | 一里ヶ曽根から女峰山を望む | |
2295m峰から一里ヶ曽根を振り返る | 2295m峰頂上 | |
2295m峰から女峰山を望む | ||
2318m峰からの女峰山 | ||
痩せ尾根を行く | 山頂直下 | |
山頂直下から一里ヶ曽根方面を振り返る | 女峰山山頂 | |
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男体山と大真名子、小真名子 | ||
奥白根山遠望 | 帝釈山へと続く尾根 | |
至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳遠望 |