三峰山・修験業山 2024年(令和6年)4月2日 |
御杖村の登山口近くの駐車場。一番乗りです。 登山者用ではないが、平日の今日は問題ないだろうと思って使わせていただきました。 午前6時45分に出発。 |
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登山口は駐車場からすぐのところ。橋を渡って行きます。 |
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駐車場から10分足らずで不動滝ルートとの分岐点。 橋を渡って、23年前の時と同じ登尾ルートに入ります。 |
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階段が続きます。 きつい斜面のところはつづら折りになっており、勾配がほぼ一定なので歩きやすい。 |
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40分ほどで小屋に着きました。 休憩所のようで綺麗に維持されています。 |
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小屋から車道を少し行き、尾根道に入ります。 |
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すぐ上に展望台がありました。寄って行きます。 |
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二階からの南の眺め。 三峰山は左奥の方と思います。見えていないかも知れませんが・・・。 |
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北には倶留尊山や大洞山。 |
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植林の中を登って行きます 途中に伐採中のところもありました。 |
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展望台から30分ほど登って行くと展望が開けるところがありました。 先ほどと同じ倶留尊山や大洞山です。 |
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自然林の急な尾根を巻いて薄暗い植林の中のつづら折りの道を登り、再び尾根に出る。 ここからは自然林と植林の間の緩やかな道になる。 |
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途中に石仏が祀られていました。 |
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10分ほど行くと地元の小学生の手になる道標が山頂まで100mおきに続く。 |
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午前8時35分に避難小屋に着く。 |
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さらに登って午前8時55分に三畝峠。 この先で新道ルートが分岐するが、道の一部が崩落しているため通行止めとなっていた。 |
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三畝峠から山頂に向かうと大日如来と刻まれた石碑がありました。 道中の安全祈願をしておきます。 |
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山頂への道との分岐点。右の八丁平に向かいます。 |
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八丁平が見えてきました。 |
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午前9時ちょうどに八丁平に到着。南側の180度の展望が開けます。 写真は西側半分。中央に大台ヶ原の日出ヶ岳や三津河落山。 その右に明神岳や桧塚、池木屋山など台高北部の山々。左には迷岳。 |
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これは東側で、南亦山や総門山から伊勢方面の山々ですが詳細は不明です。 |
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西側半分の中央部を拡大。 右から千石山、赤倉山、千里峰などを経て池木屋山。その左奥に大台ヶ原方面の山々。 右端の千石山の奥に大峯釈迦ヶ岳方面。 |
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以下で主要な山を望遠で。 右手前に千石山。奥に大峯の仏生嶽、釈迦ヶ岳、孔雀岳。 |
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池木屋山。左奥に大台の経ヶ峰。 |
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三津河落山と日出ヶ岳。 |
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端正な姿の加茂助谷ノ頭。 右手前の三角錐はウグイ谷高。 |
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最後に迷岳。 |
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八丁平で少し休んでから三峰山に向かい、午前9時半に到着。 |
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三峰山山頂。23年ぶりです。展望は北側の倶留尊山や大洞山方面のみ。 一瞥してから先に進みます。 |
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ここからは未知の領域です。 始めは起伏の少ない穏やかな道。踏み跡やテープなども明瞭です。 |
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緩く下ったあと鞍部から前方のピークを目指します。 |
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緩く登って行きます。 |
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登ったあとは下って行きます。 |
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前方に平倉峰が見えてきました。 その右奥は次のピークです。 |
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岩がゴロゴロしたところを登って行きます。 |
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平倉峰の山頂が近くになりました。 |
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左側(北側)の展望が開けます。 倶留尊山や大洞山の手前に2月に登った学能堂山が見えます。 |
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午前10時に平倉峰山頂。 ゆっくりと休みたくなる雰囲気の良いところですが、先を急ぎます。 |
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平倉峰から少し下って登り返すと次のピークです。 |
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少し下って痩せ尾根っぽいところを進んで行きます。 前方に小さなピークが見えます。 |
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小ピークを越えて緩く下って行くと広い尾根道になる。 |
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尾根道を緩く登って行くと・・・。 |
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涸谷山に着きました。午前10時35分です。 |
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涸谷山の山名板。 展望はなしです。 |
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涸谷山を下って行くと前方に雰囲気のいい自然林が続きますが、 ここは右に折れて下って行きます。 |
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起伏の少ない道を進んで行くと・・・。 |
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午前11時に黒岩山に到着。 ここまではまずまず順調に来ることができました。 |
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黒岩山の山名板。この次のピークが目指す修験業山ですが、 ここから川俣峠まで150m下ったあと150m登り返すことになります。 これからのアルバイトに備えて10分ほど休憩してエネルギーを補給します。 |
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黒岩山から下って行きます。前方に修験業山が見えます。 新緑が芽生える前のこの時期の良いところは、明るくて、木々の枝を透かして まわりの山を見通すことが出来ることです。 |
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ドンドン下って行きます。 |
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下り着いた鞍部にはバイケイソウが群生していました。 |
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次はいよいよ修験業山への登りと思うのはまだ早かった。 黒岩山からはまだ下りきっておらず、修験業山との鞍部までにもう一つのピークがありました。 |
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ピークに着いたあとはしばらく尾根道が続く。 |
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やがて鞍部に向かって下りとなる。 前方の修験業山がドンドン高くなって行きます。 |
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川俣峠がどこか分からないうちに、午前11時55分に修験業山との最低鞍部に着きました。 ここまで黒岩山から45分かかっている。修験業山には午前12時半には着きたいところだが・・・。 |
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修験業山への取り付きは踏み跡も定かでなく滑りやすい不安定な急登だった。 疲れもあり、何度か断念しようかと思ったが、ここまで来て撤退することはないとの思いが強く、 なんとか急登を終えて一定のペースで登ることが出来るようになった。 |
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しかし途中には偽ピークと思えるようなところが何箇所かあり、 それを越えるたびに疲れは高まって行くのでした。 |
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しかし最後の頑張りでなんとか目標の時間に頂上を捉えることが出来た。 |
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午前12時30分に修験業山に着きました。 リュックを下ろしてドサッと座り込んでしばらく休憩です。 |
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山頂は木立に囲まれて展望はないので、リュックを入れて記念写真だけを撮りました。 疲れも少しはましになったところで炭水化物を補給して午前12時45分に下山を開始します。 |
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黒岩山を見ながら下って行きます。 |
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鞍部まで急降下。 |
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最低鞍部に戻ってきました。山頂から約25分でした。 |
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黒岩山に取り付く手前で川俣峠と書かれたテープを発見。 峠と言うよりも小さなピークの一角みたいなところでした。 |
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林道へと下る印のテープやリボンがあります。 |
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川俣峠から黒岩山の手前のピークへ登る途中で台高方面の眺めが広がりました。 空は完全に雲に覆われてしまったようです。 |
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ピークから下る手前で黒岩山を見ながら10分ほど休みます。 |
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黒岩山への登りは標高差120mほどですが、疲れた体には厳しい登りです。 休み休みしながら行きます。 |
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午後2時20分に黒岩山に戻ってきました。 ここでも少し休憩。 |
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涸谷山には午後2持50分着。 標高差60mほどの緩い登りでもスピードは上がりません。 |
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最後の平倉峰(右)に向かいます。 |
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午後3時35分に到着。 曇り空と言うこともあるが、まわりは少し夕暮れの雰囲気がしてきました。 |
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山頂から倶留尊山、大洞山、学能堂山など。 |
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午後4時ちょうどに三峰山に戻ってきました。 平倉山からの登りはそれほどきつくなかったが、とにかく疲れました。 あとは下りだけだと思うと嬉しくなります。午後4時10分に出発。 |
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大日如来にお礼をしておきました。 |
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午後4時45分に展望地を通過。 |
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午後5時過ぎに休憩舎。 |
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分岐点に戻ってきました。 |
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午後5時30分に駐車場に到着。 黒岩山と川俣峠の間が想定よりも時間がかかり、結果として休憩を含めて11時間近い山行となってしまったが、 暗くなる前に戻って来ることが出来てよかったです。 修験業の名のとおり、2月に学能堂山から見た時に思ったよりも厳しい稜線歩きでした。 |
コースタイム |
往 登山口駐車場(6:45)-休憩舎(7:25)-展望地(8:05)-避難小屋(8:35)-八丁平(9:00-9:20) -三峰山(9:30)-平倉峰 (10:00)-涸谷山(10:35)-黒岩山(11:00-11:10)-川俣峠(11:50)-修験業山(12:30) 復 修験業山(12:45)-川俣峠(13:15)-黒岩山(14:20-14:25)-涸谷山(14:50)-平倉峰(15:35) -三峰山(16:00-16:10)-登山口駐車場(17:30) |