経ヶ岳
2025年(令和7年)11月11日

メ モ
中央アルプス、正確に言えば木曽山脈の北に位置する経ヶ岳に展望の良い権兵衛峠からの道が拓かれたと知ったころから一度行ってみたいと思っていた。今年も信州の山々へのアプローチ道が冬季通行止めになる時期が近づいたので、好天気との予報の11、12日を最後の機会として北八ヶ岳方面と併せて
出掛けることにしました。
ところが11日の早朝6時ごろに大河原峠まで行ったところ、晴れてはいるものの冷たい風が強く、雪がついた笹の中の道にもうっすらと雪が積もっていた。この様子では大岳への岩の道も凍結しているのではと思い、無理はせずにこの日は2日目に予定していた経ヶ岳に変更することにした。
と言うことで急遽大河原峠から諏訪ICまで取って返し、中央道を走って伊那ICを出て国道361号を権兵衛峠目指した。長い権兵衛トンネルを抜けて旧道に入り登山口の駐車場に着いたのは午前8時30分ごろだった。結構時間がかかりました。朝食は諏訪湖SAで済ませてきたのですぐに支度をして8時50分に出発しました。


行 程

権兵衛峠登山口
↓↑
アンテナピーク
↓↑
北沢山
↓↑
コイノコ
↓↑
P2038
↓↑
P2043
↓↑
経ヶ岳

距離     : 11.9km
最大標高差: 765m
累積標高  : 949m
    





天 候

晴れ時々曇り

 (日本気象協会tenki.jp : 過去天気)

山行記録

 
権兵衛峠登山口の駐車場には午前8時30分ごろに到着した。先着の車は2台のみで思ったよりも少ない。
すぐに支度をして駐車場を午前8時50分に出発。


駐車場からは南アルプスがよく見える。


 
登山口。
出発が遅くなったが、往復7時間程度と思われるので暗くなる前には戻って来れるだろう。


カラマツ林の中の道を緩く登って行きます。


10分ほどで里見平


木々の間から南アルプスと伊那谷が見えます。


モノレールと合流したあとも緩く登って行きます。(国土地理院地図の登山道と合流するあたり)


モノレールはアンテナピークまで続く。


見下ろせば結構急傾斜です。


ピークに近づくと斜面の勾配もきつくなりつづら折りの道となる。
権兵衛トンネルの上を通過。


午前9時40分にアンテナピークに到着。少し休憩します。
遠くに見えるのは経ヶ岳かな。


振り返れば中央アルプス。中央右に茶臼山、左に将頭山。


 
アンテナピークから緩く登って行くと・・・


 
小坊主岩に着きました。午前10時着。


そこから少しで岳見岩。岩は道から少し外れたところにある。


そのあと”まっくん岩”や”観音岩”を過ぎて進んで行くと、P1884付近に中央分水嶺の案内板がありました。
信濃川は、茶臼山を源流とする奈良井川が槍ヶ岳を源流とする梓川と合流して犀川となり、
さらに千曲川となったあとの名称です。まさに大河です。


午前10時25分。北沢山への登りが始まる。標高差は70mほど。
直登コースとお花畑コースがあるが、花は既に終わっているので直登コースを行くことに。


 
 そこそこの登りです。


途中で、お花畑コースの方が眺めが良いかもと考えてコースを変更。
華やかだった花々の残骸を見ながら登って行くと・・・


南に中央アルプスの大観が見えました。
手前の黄葉した尾根はアンテナピーク(左端)から辿って来た尾根。


中央アルプス北部の核心部。
中央手前は茶臼山。その左に将棊頭山。茶臼山の右奥に木曽駒ヶ岳。右端は未踏の麦草岳。


左下に目線を移すとアンテナピークの鉄塔が見えました。


さらに左遠くには南アルプス南部の山々。
左から塩見岳、悪沢岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳など。


南アルプス北部の山々。
左から甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、白峰三山。


10時40分に北沢山山頂に着きました。ここが登山口と山頂との中間点のようです。
正面に目指す経ヶ岳。


中央アルプスと南アルプス


経ヶ岳目指して北沢山を出発。


北沢山から緩く下ってコイノコへ登り返して行きます。
このあたりも道の両側はササユリなどの花が咲き続けるところのようです。


 
そこそこの登りだが標高差が少ないのが救い。
上の方で何か作業をしている人が・・・。


コイノコの手前の小ピーク、アヤメ山。
作業をしているのは地元の方のようで、笹狩りをされていました。大事に環境保護・整備をされているようです。



 
 コイノコへの登りの途中で中央アルプスを振り返る。だいぶ青空が広がってきました。
手前に北沢山やアヤメ山。左遠くにアンテナピークも見えています。


 
午前11時20分にコイノコに着きました。


山名板と経ヶ岳


北には北アルプス方面


穂高、槍が見えています。右には大天井岳や常念岳。


コイノコの次のピークはP2038。ここから道はやや険しくなる。


ピークから暫しの急降下。


下り立ったところで道は岩場ルートと迂回路に分かれる。
岩場ルートには展望地があるようなのでそちらを行くことに。


展望地からの眺め。御嶽山、乗鞍岳、北アルプス方面が見えました。


御嶽山


乗鞍岳


穂高と槍


展望地から急降下して岩場まで来ました。
特に危険はないが、狭い道に岩が張り出していたので、岩を抱きかかえながら通過しました。


P2038の次のピークの手前からの経ヶ岳


ピークを一つ越えたあとP2043への登り


午前11時55分にP2043


 
P2043から少し下っていよいよ経ヶ岳への最後の登りが始まります。
鞍部からの標高差は約270mです。1時間くらいかな。


 
焦らず一歩一歩ゆっくり着実に


青空が見えてきました。頂上はまだ先だが取り敢えず一区切りです。


辿り着いたところは経ヶ岳西の肩と言うところです。


肩から登りを続けます。


肩までの登りよりも勾配は小さいが、疲れのせいもあるためかしんどかったです。


午前12時55分に経ヶ岳山頂に到着。登山口から4時間の行程でした。


信仰の山だけあって石仏や石碑が置かれていました。


 
周囲の木々に遮られて展望は今一つです。
遠くに八ヶ岳が見えます。北横岳と蓼科山を繋ぐ予定だったが、来年を期すことにしよう。


中央アルプス。
山頂で20分ほど過ごしてから下山を始めました。


北沢源流地帯の黄葉を眺めながら下って行きます。


P2043手前の鞍部から経ヶ岳を振り返る。
また曇り空になってきました。


 
P2043を越えた鞍部付近からのP2038(左奥)


 
迂回路分岐まで来ました。帰りは迂回路を行きます。


 
約5分で稜線に合流。


 
P2038へ急登します。


P2038に到着。


午後2時20分にコイノコに戻ってきました。
経ヶ岳山頂から約1時間でやはり下りは早い。


コイノコからの中央アルプス


相変わらず核心部の茶臼山、将棊頭山、木曽駒ヶ岳、麦草岳などがよく見えています。


 
コイノコから北沢山に下って行きます。中央左にアンテナピークの鉄塔。


午後2時45分に北沢山。ここで少し休憩します。


経ヶ岳を振り返る。


伊那谷を隔てた彼方の南アルプス


南アルプス北部の山々


 
南アルプス南部の山々


 
中央アルプスを見ながら北沢山から下って行きます。


北沢山を下って鞍部付近を行く。


 
P1884を過ぎると奇岩群が続く。これは観音岩。


まっくん岩


小坊主岩


 
午後3時35分にアンテナピークに戻る。


 
経ヶ岳ともお別れです。


 
 上の写真の一部を拡大。
左のピークは北沢山、その右肩にコイノコ、その右にチョコっとP2038、右に下ってP2043、
そして右端に経ヶ岳が続く。


 
 振り返れば中央アルプスと黄葉の木々。


 
アンテナピークから下る途中でモノレールと黄葉を鑑賞


 
午後のカラマツ林の中を下って行きます。


 
 残照の里見平を通過


 
 里見平からの南アルプスと夕暮れの伊那谷


 
 午後4時15分に登山口に戻ってきました。


 
 当然、車は私の一台のみでした。このあと着替えをして宿のある伊奈インター方面に向かいました。
急遽予定を変更した今日の経ヶ岳行でしたが、このルートは最後の急登を除いてあまり厳しい登りもなく
中央や南アルプスの眺めも良く、また折からの黄葉も綺麗で全体的に変化に富んだいい道でした。
初夏にはササユリを始めとした花々が咲き乱れるようで機会があれば来てみたいと思います。
しかし何といっても、熊にも出会わず無事に戻って来れたことが一番でした。



コースタイム
往 権兵衛峠登山口(8:50)-アンテナピーク(9:40-9:45)-北沢山(10:40-10:55)-コイノコ(11:20)-P2038(11:25)
  -P2043(11:55)-経ヶ岳(12:55)
復 経ヶ岳(13:15)-P2043(13:50)-P2038(14:15)-コイノコ(14:20)-j北沢山(14:45-14:55)
  -アンテナピーク(15:35-15:40)-権兵衛峠登山口(16:15)


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