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柘植駅発午前6時29分の列車に乗り、関駅には6時46分に到着。
早朝で駅前はひっそりしていたが幸いなことに客待ちのタクシーが一台止まっていた。
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坂下峠への車道の入口。半年ぶりのところ。
午前7時20分に出発します。
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朝の冷気に包まれた道を進んで行きます。
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天気は良さそうです。
あの鞍部あたりが坂下峠かな。
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少しづつ高度を上げながら歩いてようやく峠に近づいてきた感じです。
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舗装が途切れて地道に変わるところ。
ここまで来れば峠まであと少し。
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午前8時10分に坂下峠着。実質的にはここが登山口。
少し休憩します。
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この表示によると私の足では那須ヶ原山10時過ぎ、油日岳12時半くらいだろう。
午前8時15分に坂下峠を出発します。
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いきなりの急登。
峠から唐木岳までは標高差120mほどの登りです。
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15分ほど急登すると眺めの良い岩場に出る。
振り返ると溝干山が目の前に見えます。
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溝干山の右奥には高畑山。
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岩場から少し行くと巻き道の分岐があったのでそちらの道を行く。
ここは長峰尾根との分岐点でもあります。
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巻き道を下って行くと前方に唐木岳が見えてきました。
あんな絶壁を登るのだろうか?
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辿り着いた唐木岳手前の岩場から溝干山(左奥)を振り返る。
右のピークは先ほどの長峰尾根との分岐点。
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これから登る唐木岳。
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鞍部まで下ると左手に巻き道があったので躊躇なくそちらに行きます。
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少しの急登で唐木岳。
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午前8時55分に唐木岳に到着。
標高は730mほど。
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行く手には三頭山と那須ヶ原山がかろうじて見えました。
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東側のみ展望が開けていますが、今日はこの状態で遠くの眺めは断念せざるを得ません。
経ヶ峰がかすかに見えます。黄砂の影響が残っているのだろうか。
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唐木岳からは馬酔木などの常緑樹の中を行きます。
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馬酔木。花の盛りを迎えようとしています。
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これは何かわかりません。
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三頭山との鞍部手前の痩せ尾根。
風化した花崗岩で滑りやすい。
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鞍部手前から三頭山と那須ヶ原山を見る。
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鞍部に向かって下って行きます。
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下った分を登り返します。
地図では読めない小さな登り下りがある。
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三頭山の手前は起伏が少ない広い稜線。今日歩いた中では稀有なところです。
油日岳まで3時間と書かれている。現在午前9時半なので油日岳に着くのは12時半は過ぎるだろう。
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三頭山へ登る途中で振り返ると高畑山や溝干山、唐木岳などが見えました。
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三頭山手前の稜線を行く。
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午前9時40分に三頭山着。展望はなし。
三頭山は名前の通り三っつの小さなピークからなる。
国土地理院地図ではP774となっている。
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三頭山から少し下ると那須ヶ原山との鞍部に着く。
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鞍部から少し急登します。
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午前10時に小さなピーク。ここで左に折れて行きます。
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那須ヶ原山の山頂は主稜線から少し西にはなれたところにある。
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薄暗い樹林の中を行くと祠が見えてきました。
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午前10時10分に那須ヶ原山に到着です。
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山頂の那須ヶ原山神社。
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山頂からは北側の展望が開けていたが、霞んでいるためよく分からなかった。
多分琵琶湖方面だと思いますが・・・。
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山頂で炭水化物を補給して少し休んでから先に進む。
しばらくは急降下です。
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下る途中でふと振り返ると那須ヶ原山が見えました。
大きな山容です。
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次の小ピーク(P670)との鞍部はやはり痩せた狭い稜線です。
滑り落ちないように気をつけて・・・。
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次の小ピーク(P670)へ登る途中からも那須ヶ原山が見えました。
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小ピーク(P670)付近の道。
このあたりも痩せ尾根で滑りやすい道です。
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小ピーク付近を行く。
このような道だと歩きやすいのだが・・・。
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P670から一旦下り、P686の手前の小ピーク(ここもP670)に登って行きます。
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右手は切れ落ちた深い谷。
落ちたら上ってこれないかも。
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午前11時15分にP670。ここで少し右に折れて下って行く。
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痩せ尾根の鞍部を注意して進み、P686へ登って行く途中で道が崩壊途上にあるところを通過。
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崩壊している谷を見下ろす。
先ほどと同じような感じです。同じようなところが他にも何箇所かありました。
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午前11時半にP686に到着。
ここは三国山ともいわれているところのようです。
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三国山から急降下して鞍部に立つと前面に崖のような斜面が。これを登るのか・・・。
本ルートで最も気を遣ったところでした。ここを下るのは遠慮したく、三国岳ピストンとしなくて正解でした。
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なんとか崖の登攀を終えて三国岳も近づいてきたところで左手の展望が開けました。
三国岳から南に分岐する稜線のようです。
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午前11時50分に三国岳に到着。少し疲れたので小休止です。
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三国岳も樹林に囲まれて展望はありませんでした。
この山域は標高が低いためか山頂付近でも常緑樹が茂っていて展望を遮っている。
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三国岳からまたまた急降下して下りついた鞍部は望油峠。
油日の油と関係があるのかな。
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三国岳から下ってきた道を振り返り仰ぎ見る。
なかなか険しい道だった。
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進行方向はこれから忍者岳まで登って行く道。
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急登して午前12時25分に忍者岳に着きました。
三国山から三国岳、そしてこの忍者岳までが今日歩いたコースのもっとも厳しいところでした。
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忍者岳から次のピークに向かって登って行きます。
このあたりは普通の登山道です。
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次のピークの手前で展望が開けました。
那須ヶ原山から三国岳にかけての歩いてきた稜線です。
なかなか強面の道でした。
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辿り着いたピークはというと、ここも忍者岳。
???です。
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次のピークは加茂岳。
特に何もありません。
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次はいよいよ最後のピークの油日岳です。
これまでのように危険なところもなく、油日神社への道(あるのかないのか分からなかった)を分けて進んで行きます。
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予定より30分ほど遅れて、午前12時55分に最終目的地の油日岳に着きました。
危険な道を歩き通して予定どおり辿り着けてヤレヤレです。
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ここで最後のエネルギーを補給して少し休憩します。
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山頂には岳大明神と書かれた祠がありました。
無事登頂のお礼をしておきます。
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この山頂も展望はないので、少し休んでから下山にかかります。
これまでの山頂と同じように急降下から始まる。
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20分ほど下り続けて午後1時30分に三馬谷に到着。
ここから沢沿いに下って行きます。
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はじめは右岸を行きます。
何かの建築物の基礎のような石垣がありました。
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途中で右岸から左岸に移ります。
この梯子の昇降時は要注意です。
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谷の奥に小さな滝がありました。
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三馬谷の入り口付近にあった小さな滝。
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下り続けて午後1時50分に三馬谷の入口に着きました。
三馬谷小屋があります。
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三馬谷入口からは春を感じる雰囲気の車道を行きます。
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山頂から1時間で奥余野森林公園の駐車場に到着。桜が満開でした。
ピンク色が綺麗です。カンヒザクラかな。
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こちらはソメイヨシノでしょう。
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駐車場から柘植駅に向かう途中でこのような案内がありました。
壬申の乱の古戦場は不破の関付近と思っていたが、このあたりで局地戦でもあったのかもしれない。
(帰って調べてみると672年7月5日の倉歴(くらふ)の戦いのことのようです)
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柘植駅に向かって歩いて行きます。
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霊山を眺めながら歩いて行きます。
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午後2時55分に柘植駅に戻ってきました。これで鈴鹿南端までは踏破完了です。
あとは難関の霊仙山から鞍掛峠まで。五僧峠へのアプローチがキーポイントとなりそうです。
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