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【高見山からの台高山脈(2017年2月)】
今回歩いた稜線の様子がよく分かります。
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赤く染まる高見山。
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登山届を出してから午前6時5分に出発します。
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しばらくは起伏の少ない歩きやすい道です。
まだ眠っている体には都合がよい。
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高見トンネルの上を歩いてP1021へ緩く登って行きます。
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登山道はP1021を通らず、手前の小さなピークを越えて行く。
そこには三角点のような標石があった。建設省と刻まれており国土地理院のものとは少し違っていた。
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やがて道は雲ヶ瀬山に向かって登りとなる。せいぜい50mほどの標高差ですが。
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午前6時50分に雲ヶ瀬山に到着。本日第1番目のピーク。
5分ほど休憩します。
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山頂は樹林に囲まれていて展望は良くない。
唯一西側のみが何とか見えました。音羽三山かな。
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先は長いので出発します。
ここからはハンシ山との鞍部に向かって基本的に下りとなります。
ただし途中に幾つかの小さなピークがありますが・・・。
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下る途中で展望が開けたところがありました。
やはり西側ですが金剛山や葛城山(写真には映っていない)以外は分かりません。
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一旦下ったあと小さなピークに登り返します。
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小ピークから少し下ると南のタワと呼ばれている鞍部に着きました。
地図によるとここは標高950m弱で、今日歩く主稜線上で一番低いところのようです。
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タワからは、今回の山行の目的の一つでもある木梶山が見えました。
(一番奥のピーク。山頂は見えていないかもしれない)
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南のタワから再び小ピークに登って行きます。
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稜線上で頻繁に見かけた馬酔木です。
今が旬かな。
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P1007を越えてハッピノタワに向かって下って行く。
ここまで小刻みな登り下りがあった。雲ヶ瀬山への登り返しと併せて帰路が思いやられます。
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午前7時40分にハッピノタワに着きました。
伊勢辻山までのちょうど中間点です。
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帰路は木梶林道から左手の沢状の窪地をここまで登って来ることになります。
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ハッピノタワから一登りすると明るく開けた草地に出ました。
まわりは一面枯れたススキに覆われています。その先に見えるのはハンシ山。
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しばらく我慢して登り続けてから振り返ると今日一の展望が・・・。
左遠くに高見山とその右手前に雲ヶ瀬山。右遠くには三峰から局ヶ岳までの山並み。
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大展望に感激してさらに登り続けます。
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植林帯に入る前に少し休憩して大展望を満喫します。
先ほどの写真と大きくは変わらないが、素晴らしい景色は何度でも撮りたくなります。
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雲ヶ瀬山。
背後遠くには倶留尊山や大洞山などが見えます。
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三峰から局ヶ岳へと続く山並み。
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局ヶ岳(右端)まで続く険しそうな稜線。
一度挑戦してみたいものです。
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午前8時30分にハンシ山に到着。
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まわりの展望はなしなのですぐに出発します。
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ハンシ山から先は起伏の少ない広い稜線が続きます。
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植林と自然林の境を行く。
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自然林の中にはこんな木もあります。
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やがて伊勢辻に向かって登りが始まる。
標高差は130mほど。少しの我慢です。
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午前9時10分に伊勢辻に着きました。
ここから大又に下る道が右に分岐しています。
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伊勢辻から左に折れて伊勢辻山に向かいます。
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午前9時20分に伊勢辻山に着きました。
これで台高北部の赤線が繋がりました。今回の第一の目的は達成です。
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昨年の1月以来の山頂です。
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伊勢辻山からの展望の筆頭は目の前に展開する大峰の山々。
孔雀岳から大普賢岳、山上ヶ岳などが見えています。
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右に大普賢岳。左遠くに仏生嶽と孔雀岳。
八経ヶ岳や弥山は大普賢岳の向こうで見えていない。
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山上ヶ岳。稜線直下に宿坊が見える。
(マウスポインターを画像に重ねると拡大されます)
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赤ゾレ山に向かって下って行くと国見山・水無山へと続く台高主稜線が目の前に。
その先には明神岳や前山も。
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右手には薊岳と遠くに大峰山脈。
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伊勢辻山から下って赤ゾレ山との鞍部に着く。
ここから明神平登山口へ下る道が分岐している。
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赤ゾレ山の山頂。
ここも昨年の1月以来です。
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先ほどまでいた伊勢辻山。
その彼方に金剛山と葛城山。
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金剛山と葛城山です。
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正面には薊岳。稜線が前山まで続いている。
稜線の背後に大台ヶ原と大峰山脈が控えています。
左の山は国見山。
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赤ゾレ山から馬駈ケ辻に行く途中の鞍部にある池。
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水面が鏡のようです。
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一登りして馬駈ケ場。
主稜線と別れて木梶山に向かいます。
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午前10時15分に馬駈ケ辻に到着。
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まわりは木々に囲まれているが、かろうじて国見山方面が見えました。
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薊岳も何とか見えます。
遠くに大峰山脈も。
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それでは木梶山に向かって未踏の山域に入って行きます。
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しばらくは広々とした平坦な尾根を行きます。
年季を感じる大木も点在している。
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新緑や紅葉、霧氷の時期はさぞかし綺麗な景色となることだろう。
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P1316に向かって緩やかに登って行く。
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P1316を越えて少し行くと開けたところに出ました。
ここでエネルギー補給のため小休止とします。時刻はちょうど午前11時。
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傍らの道標によるとここは木梶辻というところのようだが、木梶という字を見てここが木梶山かと早合点し、
木梶山に着くまでそう思い込んでしまっていた。こういう単純ミスは気をつけなければ。
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木梶辻から少し下って行くと開けた眺めの良いところに出た。
これから向かう木梶山の背後の山は高見山。その左手前には雲ヶ瀬山。
遠くには曽爾高原の山々も。
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草地の斜面を緩く下って行くとハンシ山が見えてきました。
ハンシ山から右に下った低いところがこれから戻って行くハッピノタワです。なかなか遠いです。
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木梶山に向かって眺めの良い尾根を進んで行きます。
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振り返るとP1316が見えてきました。
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木梶山への急登ですが、標高差は30mほどです。
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振り返ると歩いてきた稜線が一望できました。
左は木梶辻、右にP1316。右端は馬駈ケ辻かな。
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さらに馬駈ケ辻からハンシ山まで。
右端はハッピノタワあたり。
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登りついたピークから左に折れて緩く登って行くと・・・。
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木梶山に着きました。午前11時45分着。
これで今日の第二の目的を達成です。
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恥ずかしながらこれを見て始めて間違いに気づいたのでした。
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木梶山山頂は木々に囲まれていて展望もなかったので
早々に次の目的地に向かう。
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はじめは坦々とした緩い下りが続いたが、
途中で尾根から離れたあとは激下りとなってきた。
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沢に向かってドンドン下って行きます。
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午前12時20分に木梶山登山口に下り立ちました。
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下ってきた道を振り返る。
登りには使いたくない気がした。
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眼下の渓流はなかなか綺麗でした。
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春を感じさせる道を歩いて行きます。
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車道を20分ほど歩いてハッピノタワへの登り返し点に着きました。
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ここから登ります。
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しかしこんな荒れた急峻な谷をどうやって・・・。
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と不安になったが、
踏み跡は明瞭で尾根を右に巻いた後は普通の道となった。
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そのあと道は再び左手の谷に向かい、小さなつづら折りの急登となった。
急登が終わったあとは少し荒れた涸れ沢の中を進んでいった。
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そして午後1時5分に無事ハッピノタワに戻って来ることができた。
さすがに疲れたのでここで少し休みました。
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少しは疲れも取れたところでP1007に登り返して行きます。
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P1007付近から歩いてきた稜線を振り返る。
右端のピークはP1316。
中央奥の稜線を歩いて木梶山に登り、中央左寄りの尾根を下ってきたと思われます。
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高見峠まではまだまだ遠い。
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雲ヶ瀬山への登りの途中で見た新緑。
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標高差100mほどを登り返して雲ヶ瀬山に戻ってきました。
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午後2時5分に雲ヶ瀬山。
ここまで来ればあとはもう大きな登り返しはない。
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午後2時20分にP1021付近を通過。
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高見山もだいぶ近くに見えるようになった。峠まであと少し。
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峠が見えてきました。
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午後2時45分に高見峠に戻る。これで第三番目の目的を達成。
今回も無事計画通りに歩き通すことができたことに感謝するのでした。
峠を午後3時に出発し、帰宅は午後5時半ごろだった。
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