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出発時の登山口の駐車場。霧が漂っているが上空には青空ものぞき始めていた。
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午前6時15分に登山口を出発。まずは千両山を目指します。
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登って行くうちに雲が消えて青空が広がってきました。
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富士見台方面も雲が消えて行きます。
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中津川方面の眺め。
下の方は良い天気です。
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完全に晴れ上がった青空の下、千両山に向かいます。
神坂峠の標高は1569mで千両山は1700mほど。130mほどの登りです。
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山頂に近づくと展望が開けてきました。
振り返れば富士見台方面の山々の彼方に御嶽山や中央アルプスが見えます。
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東には北の鋸岳から南の池口岳までの南アルプスの長大な山並み。
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鋸岳の左手遠くには八ヶ岳も見える。
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これから向かう千両山の奥には今日の目的の恵那山。
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笹原の中の道を登って千両山へ。
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午前6時40分に千両山。
正面に恵那山が大きく見えます。
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北には富士見台(山頂部)や神坂山。
その彼方には御嶽山、乗鞍岳や中央アルプス。
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中央アルプスを望遠で。
麦草岳から越百山までの標高2600mを超える山々。
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東には南アルプス。
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南アルプス北部の甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、白峰三山、塩見岳。
右端に荒川三山。
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南アルプス南部の荒川三山、赤石岳、聖岳、上河内岳。
いずれも40年以上も前に登った懐かしき山々です。
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今日の目的の恵那山。
右の稜線を辿って行きます。
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千両山の次は大判山。その前に1550mの鳥越峠まで150mほど下ります。道は基本的に笹の中で、ところどころ生い茂っているところもあります。
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道中、随所に道標があるので迷うようなところはない。
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午前7時15分に鳥越峠に降り立つ。標高は神坂峠と変わらず振り出しに戻った感じです。
千両山からはそれほど急な下りではなかったが、それでも帰路の登り返しが堪えそう。
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鳥越峠からはしばらく平坦な巻き道が続く。
あと一月ほどすれば綺麗な紅葉が見られそうなところです。
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坦々と巻き道を進んで行きます。
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山頂まで4.5kmの道標。
道はこの後しばらく”姥なぎ”の縁に沿って行く。
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途中、木々が途切れて眺めの良いところがあり、そこから御嶽山や乗鞍岳、穂高連峰が見えました。
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”姥なぎ”を過ぎると大判山への100mほどの登りが始まる。
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大判山を目指して登って行きます。
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大判山へ登る途中で振り返り見た眺め。
富士見台の方に雲が湧いてきている。
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午前8時5分に大判山に着く。標高1696m。
ここはあまり眺めもないし、団体さんが休憩していたので素通りしました。
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大判山から下る途中で恵那山を眺める。
手前はP1820で”天狗なぎ”と称する大規模な”なぎ”を擁する。
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恵那山とP1820。
P1820は大きな恵那山の中に紛れ込んでしまっているが、よく見るとなかなか立派な山容です。
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大判山を振り返る。
大判山から50mほど下ったあとほぼ同じ高さのところまで登ってきたところです。
背後の富士見台は雲に覆われてしまっている。
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P1820への登りの途中の勾配が緩んだところ。
急登の中でこのようなところに出るとホッとします。
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写真ではよく分からないが再び急登が始まります。
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勾配が緩くなって登りついたあたりを見回したが、どこがP1820なのか分からなかった。少し行くと道は下り始めます。時刻は午前8時55分。
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P1820から少し下った鞍部から次のピークを見上げる。
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鞍部から少し登り返したところからP1820を振り返る。
”天狗なぎ”の崩壊の様子が良くわかります。
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午前9時に山頂まで2.5km地点を通過。
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鳥越峠から2時間ほど歩き続けて来たので、午前9時10分ごろに標高1850mほどの”天狗なぎ”の縁で大休止することにした。
そこは眺めがよく、雲に覆われ始めた中央アルプスや穂高、乗鞍、御嶽が良く見えた。
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御嶽山
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乗鞍岳
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穂高連峰。
西、奥、前が見えます。
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標高1870mほどの小ピークから”天狗なぎ”を見下ろす。
日影になっているため写真では全容が分かりにくいですが・・・。
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同じ小ピーク付近から恵那山を見上げる。あとは樹林の中の300mほどの登りです。
ここからは南アルプスも眺められたが、雲が増えてきたので写真は撮らずでした。
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始めのうちはゆるい登りです。
道にはゴロゴロした岩が多くなってきました。
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やがてゴロゴロ岩も大きくなり、登りも急になってきました。
黙々と最後の急登を続けます。
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途中で休憩を入れながら登り続けて午前10時50分に前宮道との分岐に着きました。
ここは長大な山頂稜線の端になります。
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分岐から山頂までは基本樹林の中の道ですが、このように開けたところもありました。
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分岐から10分ほどのところに、✕印が刻まれた石がありました。多分P2182ではないかと思います。
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三乃宮社を通過。
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午前11時10分に恵那山最高点。
ここが標高2191mの山頂です。標識はまだ新しいようです。
休憩適地ではないので避難小屋まで行くことにします。
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午前11時15分に避難小屋に到着。ここで昼食を兼ねて休憩します。
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連休のことでもあり小屋の前の広場には大勢の登山者が休んでいた。
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避難小屋は新しい立派な建物だったが、43年前に泊まった時は写真のトタン張りでした。小屋の中でテントを張る人もいました。
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三角点のあるところに建つ展望台は当時からありました。写真によると恵那山の標高は2189mだったようです。
(マウスポインターを画像の上に置くと拡大されます)
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避難小屋の前で往時を懐かしみながら30分ほど過ごしてから、午前11時45分に帰途につきました。
前宮道の分岐まで戻り、ここから往路を下って行きます。
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展望のない樹林の中の道を1時間ほど下り続けて南アルプスの眺めが開けるところで休憩します。
南アルプスは残念ながら雲の中でした。
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午後1時25分にP1820を通過して大判山に向かって下って行きます。
中央の大判山の左奥は富士見台方面、右奥の山は千両山です。かなり遠くに見えます。
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大判山が近づいてきました。
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鞍部から50mほど登り返して午後2時10分に大判山に戻る。
午後のきつい日差しを背後から受けての登りはかなりしんどかった。日影で少し休みます。
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大判山から千両山(右端)に向かいます。”姥なぎ”がよく見えます。
登山道は真直ぐ”姥なぎ”の縁まで下ってから少し縁に沿って行き、そのあと右のピークを巻くようにつけられている。
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”姥なぎ”の縁のあたりからの千両山。
最後のピークです。
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平坦な巻き道を歩いて午後3時に鳥越峠に戻る。
最後の登りに備えて炭水化物を補給します。
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千両山まで約150mの登りです。
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慌てずゆっくりと登って行きます。
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峠から45分ほどでようやく山頂が近づいてきました。
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午後3時55分に千両山に戻り、逆光の中の恵那山を眺めました。
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こちらは恵那山から南に続く大川入山方面です。
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目的を達して解放された気分で、富士見台や神坂山を眺めながらのんびりと神坂峠に下って行きます。
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午後4時10分に神坂峠に戻ってきました。10時間ほどの相変わらずのスローペースの山歩きでした。
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峠を午後4時45分ごろに出発して往路を戻って行きました。途中、中央道で渋滞に会い、家に帰り着いたのは午後10時過ぎだった。
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