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21世紀の森の林道ゲート。近くに杉ヶ平キャンプ場がある。
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国土地理院の地図を見ると林道をショートカットする道があるようなので、ゲートの手前を右折してトイレのある方向に行く。
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5分ほど歩いて行くと林道に向かうと思われる道があった。
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緩く登って林道に出たあとは舗装された道を辿って行きます。
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林道をテクテクと緩く登りながら45分ほど歩いて行くと、やがて大谷を隔てて対岸に金剛堂山と思しき山が見えてきた。
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ヘアピンカーブを登ってしばらく行くと右手に登山道の入り口が見えてきました。ここからは激登になります。
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はじめは植林帯の中の登り。曇っているが湿度が高く、じわりじわりと汗が出てきます。
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やがて滑りやすい粘土質の道の急登が始まる。
登る時でさえ幾度か足を滑らした。下りは少し問題がある道です。
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登り続けること1時間弱で午前7時ちょうどに林道に出ました。道幅も広く走りやすそうです。ここで少し休憩です。
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林道からは金剛堂山と思しき山が見えます。
空は晴れているが山頂部には雲がかかっている。白木峰も同じ運命をたどるのかな。
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一番目の林道出会からは先ほどのような急登はなく、まだ若そうなブナ林の中を緩く登って行きます。。
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30分ほど登って行くと右手から木道が現れてきました。八合目からの道です。
写真は八合目分岐から少し登ったところで八合目を見たものです。
(マウスポインターを画像の上に置くと拡大されます)
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午前8時5分に2回目の林道との出会いです。ここでも少し休憩します。湿度が高いので汗びっしょりです。
金剛堂山はすっかり雲の中。白木峰も雲に覆われてきているようです。
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林道を少し進むとモルタルに覆われた登山道があります。十字峡の中ノ岳への登山口のようです。
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第二林道出会から上は立派なブナの木が立ち並ぶ道です。
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25分ほどで3回目の林道との出会いです。ここは舗装されていない。左へ5分ほど行くと白木峰山荘がありますがこの時は気がつかなかった。
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モルタルの階段を登って行くとようやく山頂に近づいた感じがしてきました。しかしまわりは霧に包まれており、目的の花もあまり元気がない様子。
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霧の中、鮮やかなピンク色のササユリ。
癒されます。
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林道の終点からヘリポートを通り抜け、木道を歩いて行きます。霧に包まれて視界は利きません。
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午前9時10分に白木峰に到着です。展望も何もなしの白い山頂でした。
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ここまでの様子を見るとニッコウキスゲは殆ど終わってしまっているようでした。少し遅かったかもしれないが、せっかくだから浮島まで行ってみることに。
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山頂から浮島の方へ下って行くと霧の中に黄色い花が見えてきました。これはひょっとしたら・・・。
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霧の中からあたり一面に咲くニッコウキスゲの群落が現れてきました。
先ほどまでの沈んだ気持ちはどこへやら。一気にテンションが上がってきました。
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萎れているものもあるがまだ蕾も多く、終盤とはいえなかなかの景色です。
群落は果てしなく続くと思わせる霧の演出も捨てたものではない。
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池塘のまわりに咲くニッコウキスゲ。
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池塘の少し先の小ピークを下るところにも群落が広がる。
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予想を超える眺めです。
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ニッコウキスゲ咲く草原の中に続く木道。
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次は数は少ないですがササユリの出番です。
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その清楚な様子は一服の清涼剤のようです。
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P1586を越えて浮島に向かう。
立ち込めていた霧も晴れてきて時折日も差します。
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次のピークとの鞍部にも群落が・・・。
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浮島に近づくにつれてニッコウキスゲの数も少なくなってきました。
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あちこちの写真を撮りながら歩いて午前9時45分に浮島に到着。
晴れていれば北アルプスが見えるところだが今日は残念です。
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早朝からの登山でお腹も空いてきたので、傍らの丸太のベンチに座って休憩を兼ねて間食します。
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そのあとは貸し切り状態の浮島のまわりを行ったり来たり。
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浮島のまわりのニッコウキスゲはほぼ終わりだったが、
そのかわりに目立つのはキンコウカ。なんとなく秋の風情がします。
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浮島で45分ほど寛いでから白木峰に戻ります。
P1586手前の鞍部のニッコウキスゲ。
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日も差し青空も少し現れてきました。
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P1586から白木峰に向かう。
写真ではわかりにくいが、山頂から左に下ったあたりが黄色っぽい。
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ササユリの道を戻ります。
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キンコウカの群落。
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鮮やかな色のサワラン。
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白木峰の手前の小ピークに戻ってきました。
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往路でも撮った小ピーク付近の群落。
傍らには小さな池塘もあります。
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まだまだ元気なものも多い。
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小ピークを越えて白木峰に登り返します。
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白木峰へ続く木道。
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木道脇にはニッコウキスゲの群落。
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池塘方面を振り返る。
どこまでも続く黄色の絨毯。
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白木峰を見上げると青空も出現。
今日はこれぐらいが限度かな。
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P1586を振り返る。
本当に開放的な眺めです。
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少し場所を変えてP1586を眺める。
延々と続く木道が見えます。
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午前11時30分に白木峰に戻ってきました。
先ほどとは違ってまずまずの眺めです。
登ってきた道を戻るのも今一つなので、帰りは白木峰山荘経由とします。
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再び白木峰を下ります。
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たおやかな白木峰山頂部を一望。
ニッコウキスゲが咲いている状態もよく分かります。
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上の写真の右手。
このあたりが最も密度が高いようです。
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白木峰を見上げる。
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白木峰を巻いて山荘に向かいます。
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こちらにも大きな群落があるようです。
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山荘が見えてきました。
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山荘近くのニッコウキスゲ。
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咲き乱れています。
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山荘から林道に下りて第三林道出会まで行きます。
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5分ほどで林道出会です。
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山荘を振り返る。
(マウスポインターを画像の上に置くと拡大されます)
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ここから登山道を下って行きます。
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途中にあるブナの大木。
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午前12時15分に第二林道出会に戻ってきました。
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ここから下ります。
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木道は八合目へ向かいます。登山道は木道のない道を直進。
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白木峰方面を振り返る。
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2時 |
ブナ林を緩く下って行きます。
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午前12時50分に第一林道出会に戻る。ここで小休止。
ここからの登山道は急なすべりやすい道なので下るのはやめて、多少時間はかかっても安全な車道を行くことにした。
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舗装された車道を下って行きます。
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途中で復旧工事中の崩壊現場の横を通って下っていくが、車道を歩くのも結構足腰に負担がかかるものでした。
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途中にあった殉職碑のお地蔵さん。
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木々の葉が日に映えて綺麗だが、空がそれほど青くないのが物足りない。
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午後1時50分に登山道の入り口まで戻ってきました。
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さらに車道を歩いて行きます。
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登山口が近づいてきたところで左手のショートカットに入って行きます。
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午後2時30分に登山口に戻ってきました。
想像以上に素晴らしいニッコウキスゲの群落や山頂付近の草原を眺めることができた山行でした。何年か後には晴天の下で見たいものです。
汗で濡れた服を着替えてから午後3時に今日の宿のある糸魚川に向かって出発しました。
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