刈込池
2018年(平成30年)10月26日


メ モ
10月も下旬になり高山の紅葉も盛りは過ぎて今は標高1000m級の山々が見ごろのようです。そこで、この26日に大峰南部か信州南部の山に行く計画を立てていたが、直前の天気予報ではどちらの方面も芳しくなく次の機会を待つしかない状況だった。
さて、どうしようかとネットを見ていると刈込池の紅葉がちょうど見ごろという記事に出会いました。刈込池の紅葉は以前から一度見てみたいとは思っていたが、シーズンの休日は車を止めるのにも難儀するほどの人出らしく躊躇していたところです。しかし26日は平日なので少し早めに行けば駐車場の問題はないだろうと考えて急遽決行することにしました。刈込池まで行くのなら三ノ峰にもと考えたが、過去に二度登っているし、時間的にも余裕がないので今回は刈込池のみのゆったりとした行程にしました。
少し仮眠をして26日の午前1時に家を出発。名神、北陸道を走って福井ICから国道158号を大野に向かった。大野を過ぎると九頭竜川に沿った山間の道になる。勝原から県道に入って21kmの道程を上小池に向かう。この道は三ノ峰を経て別山に登った時以来17年ぶりのところですが、あたりはまだ暗くくねくねと曲がった道をハンドルを切りながら走って行くだけです。
鳩ヶ湯温泉を過ぎて進んで行くと下小池の駐車場があったがまだ車は見られなかった。それからほどなくして上小池の駐車場に着いた。午前4時50分だったが、止まっていた車は10数台ほどだった。私は奥の方に止めてしばらく休憩することにした。休んでいる間にも何台かの車がやってきた。
周りが薄明るくなってきた午前5時半ごろから支度を始めた。空を見上げると晴れてはいるが、南の方から雲が流れてきている。何か嫌な予感がしたが、どうこう言っても始まらないので午前6時過ぎに刈込池に向かって出発しました。

行 程
(国土地理院地図)
 
上小池駐車場−石段コース−刈込池−岩場コース−上小池駐車場

天 候 晴れ


午前6時ごろの上小池駐車場。まだまだ空いているがこれからどうなるのだろう。

6時5分に出発。今日は歩く距離が少ないので気が楽です。

10分弱緩く下って分岐に出る。前を横切っているのは下小池からの車道で左に行くと岩場コース。正面の橋を渡って行くのが石段コースです。

  どちらも時間的に大差はないが、距離的には石段コースは岩場コースの3分の1ほど。その分急こう配の道というよりも階段が続きますが、車道の緩い坂道をだらだら登って行くのは苦手なので石段コースを選びました。

橋を渡って行くと石段は686段と書かれていた。そういえば土合の地下駅の階段も500段ほどの段数だったような記憶があります。石徹白から三ノ峰に登った時もとっつきに400段ほどの階段がありました。余談ですが・・・。

  石積の階段を登って行きます。段差が少し大きいので思ったよりもしんどいです。

6、7分ほどであと500段を通過。コースタイムより少し早いかな。

  ずっと階段が続くと思いきや、途中から平坦な道になりました。ホッとします。

 
やがて再び階段が現れました。これを登り切れば池のある台地上に出るようです。
このあたりから紅葉が見られるようになってきました。陽の光に映えれば綺麗だろうな。

午前6時40分ごろに階段を登りつめました。池まで400mと書かれています。

  ここからは緩やかな起伏の道となります。まわりは紅葉が綺麗ですが、まだ陽が差していないため少々物足りない。

 
午前6時50分に池に着きました。
ベンチのある広場を素通りして湖畔に降りてみると三ノ峰には南側から流れてくる雲がまとわりついていた。
その雲に遮られているためか、あるいはまだ太陽の位置が低いためか、肝心の湖畔の紅葉には日が差しておらず全くさえない状態でした。
その上風が強く、せっかくの紅葉も散ってしまいそうで気が気ではなかった。

 
天気は良いのでそのうち雲も途切れてくるだろうと、あまり人がいない池の一番奥(左端)まで行って待つこと1時間ほど、
ようやく朝日が紅葉を照らし始めました。

 
やはり日に映えた紅葉は綺麗です。
風があるため水面は鏡のようではなかったが、天気が回復してきただけでも幸いです。

 
奥から中央側に少し移動して撮影。
湖畔には整備された平坦地などはなく、また木々の枝などが邪魔をするため、撮影適地を見つけるのも一苦労です。
(画像をクリックすると拡大されます)

対岸の紅葉を拡大(1)

湖畔の中央付近まで移動して撮影。
やはりこのあたりが撮影適地かも知れない。人も多かった。
(画像をクリックすると拡大されます)

対岸の紅葉を拡大(2)

さらに湖畔を右に移動して撮影しました。このあたりも良い構図です。
(画像をクリックすると拡大されます)

湖畔の一番右端まで移動して撮影。
ここからは三ノ峰は見えません。逆に池を挟んだ向こうで撮影している人がよく見えました。

写真を撮ること1時間。
なぜ1時間もかかったかと言えば、流れる雲に日が遮られて紅葉が日影に入ることが多く、待ち時間が大半でした。
きりがないので撮影を9時に切り上げて帰途につきます。
ベンチのまわりには紅葉見物の人達が大勢休憩していました。

紅葉(1)(2)
帰りは岩場コースでブナ林の中の道を行きます。やはり日に映えた紅葉は綺麗です。
歩いている人と比べると木の大きさが分かります。

紅葉(3)
上右の写真と同じところ。

 
紅葉(4)

紅葉(5)

紅葉(6)

  紅葉(7)
紅葉(8)

紅葉(9)

紅葉(10)
あまりにも美しかったブナ林の紅葉でした。

岩場コースの名のとおりの、岩の急坂を下って行きます。

  下りきって少し行くと吊橋がありました。打波川の上流の沢を渡ります。

池のある台地を見上げながら車道を下って行きます。
刈込池のある台地は幅ヶ平と呼ばれて、背後の願教寺山の大崩落でできたらしい。
地図からもそのようなことは想像できるが、地図には池に流れ込む川も流れ出る川も描かれていない。
それなのにあれだけの水位を保っているのはなぜだろう。

などを考えながら下って行きます。

  山の上は相変わらず風は強そうだが、下ってくると秋晴れの良い天気です。

やがて三ノ峰の登山口に着きました。17年ぶりのところです。当時よりかなり整備されているようです。
今日は無理だが、ニッコウキスゲの咲く時期にでも再訪しよう。

登山口の色鮮やかな紅葉。

 
車道の脇の紅葉。

分岐まで戻ってきました。

  駐車場の少し手前にある大栗ノ木。

 
なかなか年季が入っているようです。

駐車場に戻って行きます。

  午前10時20分に駐車場に戻ってきました。

帰途鳩ヶ湯に寄り、過ぎ去りし日を思っていました。建物は建て替えられているようだが、その雰囲気は変わっていない。

  鳩ヶ湯の傍らにある橋から三ノ峰を振り返る。

しばし秋色の三ノ峰を見つめていました。
往路を戻って家に着いたのは午後3時過ぎ。
急に思い立った刈込池行だったが、所期の目的を達しただけではなく、
素晴らしいブナ林の紅葉も満喫できた山行(?)だった。


コースタイム
往  上小池駐車場(6:05)−分岐(6:15)−刈込池(6:50)
復  刈込池(9:00)−吊橋(9:45)−三ノ峰登山口(10:00)−分岐(10:15)−上小池駐車場(10:20)

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