田代山・帝釈山 2010年(平成22年)6月11日 |
メ モ | 先週末に梅雨入り前の最後の山行として三ノ峰に行ったが、その後も一向に梅雨に入る気配がなく、大阪はもう10日近く雨が降っていない。今週いっぱいは梅雨入りすることはなさそうなので、木曜日の出張を利用して東北方面への山行をあれこれ考えたが、最終的に南会津の田代山と帝釈山へ行くこととした。去年のこの時期に近くの会津朝日岳に登っており、猿倉登山口までのルートも目安はつくので準備も手間取らなかった。田代山は山頂部に広大な高層湿原があることで知られている。行くとすれば6月か10月と思って前から機会を伺っていたのでちょうど良いタイミングだった。 10日の夕方、上野駅17時50分発の電車に乗って宇都宮駅に着いたのは19時42分。すぐにレンタカーの営業所まで行き、手続きをして出発したのは20時過ぎだった。途中で食事と買い出しをして、国道119号で今市まで行き、会津西街道と呼ばれる国道121号を進んで行く。道の駅「たじま」で休憩したあと国道352号に入り、檜枝岐方面に向かう。 殆ど車が見られない深夜のような道を30分ほど走り、館岩で湯ノ花温泉の案内表示に従って左折して2車線の舗装道路を進んで行く。湯ノ花温泉の集落を通過したあと暗い夜道をひたすら走ってゆくと、やがて道は未舗装の地道になる。登山口まで11kmと書かれてある。未舗装にもかかわらず不陸は殆どなく、道は良く手入れされているようだがスピードはグンとダウンする。30分ほどで広い駐車場とトイレのある登山口に着いたが、道はまだ先に続くのでそのまま前進する。少し行くと小広い駐車場のある登山口に着く。そこから先の道は通行止めになっていた。時刻は11日の午前0時20分で、宇都宮からの走行距離は134kmだった。 駐車場にはバイクが一台止めてあり、その横には一張りのテントがあった。今日は平日なので人は少ないだろうと思っていたが、人気の山だけに予想外の人出があるかも知れない。いすれにしても、長距離運転の疲れもあり、夜明けまで一休みすることとした。 2時間ほど微睡んで起きたのは4時前だった。外を見ると、寝る時は満天の星だった空が雲に覆われてしまっている。またか、と少し気落ちしたが、支度をしているうちに雲が切れて晴れる気配もしてきた。気を取り直して、ようやく明るくなった4時半に帝釈山目指して出発した。 |
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行 程 猿倉登山口 ↓↑ 小田代 ↓↑ 田代山 ↓↑ 帝釈山
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天 候 晴れ |
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(気象庁 : 過去の天気図) | |||
コースタイム (休憩を含む) |
往 猿倉登山口(4:30)−小田代(5:25)−田代山(5:55-6:00)−弘法大師堂(6:10)−帝釈山(7:15) 復 帝釈山(8:00)−弘法大師小屋(8:55)−田代山(9:20)−小田代(9:30-9:40)−猿倉登山口(10:15) |