仙ヶ岳 2011年(平成23年)11月4日 |
石水渓バンガロー付近の空き地に車を止めて、明るくなってきた6時20分に出発する。 道路の向こう側には何かの記念碑が立っていた。 |
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車で来た道を20分ほど歩いて新名神の高架下にあるバス停に戻る。 ここが仙ヶ岳南尾根方面への登山口だ。 |
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舗装された道を進んでゆくと開けた茶畑に出た。 そこからは険しい山容の鬼ヶ牙を正面にして、右にこれから登る仙ヶ岳、 左に臼杵ヶ岳や臼杵山など今日歩く山並みの全容を眺めることができた。 |
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背後には新名神の高架橋が続く。コンクリート橋ばかりなのが残念ではあるが・・・。 |
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途中から地道になった石谷川沿いの林道を歩いて、バス停から20分ほどで小広い駐車スペースに着く。 車で来た場合はここまで入ることが出来る。 |
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駐車場から先も林道は続く。 |
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左手に険しい鬼ヶ牙の山容を見ながら歩いて行く。 単調な林道歩きもこの眺めで少し救われる。 |
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駐車スペースから歩くこと30分ほどで林道の終点に着く。 ここから七ツ釜方面への道が分かれている。 |
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林道終点の少し先から右に折れて登山道らしくなった道を少し行き、 沢を渡ると白谷道コースとの分岐に着く。その先に営林小屋がある。 |
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南尾根コースと言いながらも、前半は薄暗い小さな沢に沿った道を登って行く。 |
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初めのうちは傾斜も緩やかだったが、 沢の音が消える頃から徐々にきつい登りに変わっていった。 |
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滑りやすい岩礫の急坂を登り詰めると峠のような鞍部に出た。 薄暗い谷筋とは違って、そこには明るい光が差し込んでいた。 |
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鞍部から右に少し登ると不動明王が鎮座していた。 こんな山の中までどのようにして運んできたのだろうか。 |
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不動明王に安全祈願をしてからその祠となっている岩の上に登ると、 そこにも3体の石仏が置かれていた。 |
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祠の上からは今日これから歩いて行く山並みを見渡すことができた。 右端の御所平から左手遠くの臼杵ヶ岳や臼杵山までが一望の下。 |
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行く手に見えるのは仙ヶ岳へと続く稜線。 仙ヶ岳までは五指に余る険しい頂を越えて行かなければならない。 |
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いよいよ南尾根の登りが始まる。鞍部から岩場を急登すると見晴らしの良い稜線に出た。 そのあと木陰で少し休んでから尾根上の垂直の岩に取り付く。 |
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南尾根からの眺め。右はP5から続く尾根上の岩峰(左の写真と同じ)。 |
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P5から見たP4とP3。その後ろに仙ヶ岳東峰が続く。 |
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P4からP3を見る。左は仙ヶ岳西峰。 |
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P3からP2とP1を見る。後ろには左に仙ヶ岳西峰、右に仙ノ石のある東峰が並んでいる。 仙ノ石もよく見えるようになってきた。 |
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P2もやはり岩を登って行く。あまり高度差がないのが救い。 |
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尾根上の最後の頂きP1は登山道から少し外れたところにあったが、折角なので寄り道することとした。 一登りで着いた頂きからは仙ヶ岳の東峰と西峰が目の前だったが、 何よりも目を引いたのは南側に連なる、これから辿って行く御所平から臼杵山にかけての稜線だった。 |
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振り返ると北には鈴鹿の核心部である御在所岳と鎌ヶ岳方面を望むことが出来た。 |
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展望を楽しみながら南尾根を登って10時に仙ノ石に着く。 想像以上に大きな岩だった。少し押せば倒れそう。 |
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仙ノ石から南尾根を振り返る。右にP1、中央左寄りにP2からP5までが続く。 P1の向こうは御所平。 |
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仙ノ石からの仙ヶ岳西峰。 |
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仙ノ石から西峰に向かう。このあたりはちょうど紅葉の見頃のようだった。 右は東峰へ行く道だが、眺めもないようなので割愛した。 |
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西峰への道の紅葉。 |
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10時15分に仙ヶ岳に到着する。石水渓から約4時間かかった。 もう11月だと言うのに今日は大変暖かく、歩いていると汗をかくほどだった。 山頂にいても暑くて休む気にもなれず、写真を撮ってから日影を求めて先に進んだ。 |
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仙ヶ岳からの眺め(1)。 左から雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳と続く。 |
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仙ヶ岳からの眺め(2)。 左に御在所岳と鎌ヶ岳、右遠くに釈迦ヶ岳、手前右に入道ヶ岳。 |
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仙ヶ岳の頂上を早々に辞して、下る途中の木陰で休憩してから御所平に向かう。 その途中で振り返り見た仙ヶ岳。 |
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御所平へ向かう途中の紅葉もなかなか綺麗だった。 |
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珍しく鮮やかな色をした紅葉です。 |
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11時に下り着いた御所谷分岐を過ぎて登って行くと、 樹林の向こうに青空が見えてきた。そろそろ御所平だろうか。 |
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と思ったが、まだまだ先は長かった。 仙ヶ岳からの道は踏み跡程度で気をつけていないと見失うこともあった。 しかし基本は稜線に沿って行けばよいのでよほど天気が悪く見通しがきかないとき以外は迷うことはないだろう。 |
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途中で休憩を入れながら枯れた草や笹の中の道を登り、御所平の手前で振り返ると仙ヶ岳と南尾根の全容がよく見えた。 左に西峰、中央に東峰、その手前の岩峰がP1、さらに右にP2からP5まで続いている。 |
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12時丁度に御所平に辿り着く。あいにく太陽が雲に隠れてしまい、まわりの景色も今一つ。 |
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御所平からの仙ヶ岳。かなり遠くになってしまった。 |
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御所平から南にも笹の中の道が続く。次のピークは御所平南端。 |
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御所平南端から御所平と仙ヶ岳を振り返る。 御所平付近では明るい日差しがなかったため、色鮮やかな景色を見ることが出来なかったのは残念だった。 |
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御所平南端から道は左へ直角に曲がって東側の樹林の中を急降下する。 10分ほど下ると右手が明るくなり笹に覆われた広い谷間が現れた。 小太郎谷の源頭で、何となく秘境めいた感じがするところだった。 ここから今朝歩いてきた石谷川沿いの林道へ下る道が分岐している。 |
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小太郎谷源頭からは主脈の稜線に沿って西側の斜面を巻くように進んで行く。樹林の中なので展望もない。 そのうちパッと明るいところに飛び出すとそこには船石と書かれた石があった(写真ではわかりにくいですが・・・)。 時刻は13時だった。 |
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船石からもあまり変化のない道が続いたが、その途中にガレ場があり、 そこからは近くなった臼杵ヶ岳と臼杵山を眺めることができた。あともう少しだ。 |
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再び樹林の道を歩いて13時40分に臼杵ヶ岳の分岐に着く。 |
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分岐から一登りで臼杵ヶ岳山頂に着く。ここで最後の小休止。 |
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臼杵ヶ岳から仙ヶ岳を見る。はるばるとよく歩いてきたものだ。左には御所平も見える。 |
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臼杵ヶ岳で腹拵えをしてから、今日最後のピークの臼杵山に向かい14時15分着。 あまり展望のないところだった。 |
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臼杵山から下り始めると、道の真ん中に大きな岩が居座っていた。これが臼岩らしい。 |
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そこから少し下るとまたまた大岩があった。 どうやら杵岩のようで、この二つの岩が山名の由来みたいです。 |
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杵岩の下からは今日最後の大展望が待っていた。 右の仙ヶ岳から中央の御所平、さらにその南の山々と歩いてきた山並みが一望の下だった。 |
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反対側には新名神の高架橋が続いている。 |
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杵岩から花崗岩の滑りやすい急傾斜の道を30分ほど下り続けて、 15時前に安楽越林道に降り立つ。 |
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あとは東海自然歩道を1kmほど歩いて行くのみ。 |
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林道を左に行き、安楽川に架かる橋を渡って右折し、石水渓に戻る途中で鬼ヶ牙を仰ぎ見る。 頭上に覆い被さるようなすごい絶壁だった。 |
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道端に登山口があり、標識には山頂まで70分と書かれていた。 |
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15時20分にようやく車に戻る。出発してからちょうど9時間かかったことになる。 天気も良く、展望にも恵まれたが、計画どおり歩き通して無事戻ってこれたことで何よりの満足感を味わった山行だった。 |
コースタイム |
石水渓(6:20)−仙ヶ岳登山口バス停(6:40)−石谷川林道駐車スペース(7:00-7:05)−営林小屋(7:40) −滝谷不動(8:30-8:40)−(休憩10分)−仙ノ石(10:00)−仙ヶ岳(10:15-10:20)−(休憩2回各10分)−御所平(12:00-12:05) −小太郎谷源頭(12:35-12:45)−船石(13:00)−臼杵ヶ岳(13:40-13:50)−臼杵山(14:15)−石水渓(15:20) |