横山岳 2007年(平成19年)4月27日 |
メ モ | 今年は1月に高見山に行って以来3ヶ月ほど山行から遠ざかっており体も少し鈍って来たので、これからの登山シーズンに備えて近郊の春山に出掛けることにした。目的は琵琶湖の北にある横山岳で今回で4度目になる。これまでの山行は三度とも網谷左俣を遡って三高尾根を下るコースだったので、今回は東尾根から取り付いて三高尾根を回ってくることにした。 幸い天気は良く、東尾根の下部では朝日に輝く新緑を堪能し、また上部ではまだ芽吹き始めたばかりの明るいブナ林の中をのんびりと歩いて東峰に達した。東峰の頂きからは奥美濃の山並みと霊峰白山を眺め、また吊り尾根からは遙かに琵琶湖を望みながら横山岳に辿り着く。 下りの三高尾根では期待どおりにイワウチワやカタクリに出逢うことができた。鳥越峠から先の越地谷の新緑もなかなかに素晴らしかった。 短時間で、初夏のような山麓から春まだ浅い山頂部まで季節の移り変わりを感じることができた久しぶりの山行だった。 |
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行 程 網谷登山口 ↓ 東尾根登山口 ↓ 東峰 ↓ 横山岳 ↓ 三高尾根 ↓ 鳥越峠 ↓ コエチ谷 ↓ 網谷登山口
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天 候 晴れ |
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(気象庁 : 日々の天気図) | ||
早朝網谷登山口に着く。駐車場には車はなく一番乗りだった。 |
網谷登山口から林道を歩いて東尾根登山口に向かう。途中で朝日を受ける稜線を見る。 |
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地道の林道は途中から舗装されている。 |
網谷から25分で東尾根の登山口に着く。 |
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登山口から遙かに東峰の頂を望む。 |
東尾根の稜線に取り付く斜面からは墓谷山(右)や琵琶湖方面が望める。 |
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東尾根の稜線に着くと朝日が差して急に明るくなる。 |
明るい東尾根を行く。 |
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朝日に輝く新緑(1) |
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朝日に輝く新緑(2) |
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芽吹き始めた新緑 |
東尾根の上部はブナ林が続くが、新緑には少し間があるようだ。 |
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ブナ林の中のイワウチワが咲く道を登って東峰の前の小さなピークに着く。琵琶湖方面がよく見える。 |
東峰まであと少しだ。 |
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辿り着いた東峰から奥美濃の山々を眺める。 |
東峰から金糞岳を望む。その右に伊吹山の頂きも見える。 |
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東峰から見た奥美濃の山々(左遠くに能郷白山。中央の鋭峰は蕎麦粒山。その右には小津三山が見える) |
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能郷白山。 |
蕎麦粒山(左)と御嶽(右に幽かに見える)。 |
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白山遠望 |
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横山岳へ続く吊り尾根からは琵琶湖方面の眺めが素晴らしい。 右の尾根は三高尾根。その先にみえるのは墓谷山。 |
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横山岳に着く。 |
下りの三高尾根の上部はイワウチワやカタクリが咲く花の道だった。 |
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イワウチワの群落 |
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カタクリとイワウチワ |
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登山道の脇に咲くカタクリ |
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カタクリとイワウチワの群落。まだ花を開ききらないカタクリも多い。 |
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望横ベンチから横山岳を振り返る。 |
望横ベンチから急坂を下って鳥越峠に着く。 |
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鳥越峠から下る越地谷は新緑の盛りだった。 |
網谷登山口に戻る。 |
コースタイム (休憩を含む) |
往 網谷登山口(6:00) − 東尾根登山口(6:25) − 東峰(8:20−8:35) − 横山岳(9:00) 復 横山岳(9:05) − 望横ベンチ(10:15)− 鳥越峠(10:40) − 越地谷(10:55) − 網谷登山口(11:10) |