小津権現山
2003年(平成15年)3月23日

行 程 小津−高屋山−小津権現山
天 候 晴れ
メ モ 小津三山の中でも登山道が良く整備され人気のある小津権現山に行く。しかし多量の残雪が予想されるこの時期はまだ入山者も少なく静かな山歩きが楽しめそうだ。大垣から揖斐川沿いに北上し、小津の集落を通って登山口に着いたのは6時半頃だった。
冬の落ち葉を踏みしめながら早春の林の中の緩やかな坂道を登って行くと右手前方高く目指す小津権現山が見えてきた。その右手には花房山、さらに後方には雷倉と、いずれも山頂に雪を戴いた小津三山が連なっている。電柱のようなものが2本立ち並んでいるところを過ぎてしばらく行くと道は傾斜を増して登山道らしくなる。つづら折れの登りを続けるうちに道は尾根からはずれてその南斜面を行くようになる。何かの建物の跡を過ぎて急登して行くと再び尾根に出たが、このあたりから残雪が道を覆い隠してしまう。相変わらずの急な登りはやがて緩やかになり、8時前に雪に覆われた高屋山の山頂に着く。まわりは樹林に囲まれているが
木々の梢を透かして伊吹山から金糞岳にかけての白い山並みが見える。
高屋山からは少し右に折れて権現山を正面に見ながら起伏の少ない尾根を行く。緩く下って登り返すと前衛峰の頂に出た。ここからは東側の展望が開けて、乗鞍岳、御嶽、中央アルプス、恵那山などが望める。行く手には権現山が大きく右手の花房山まで稜線が続いている。前衛峰から一旦下り最後の急登の後9時15分に権現山の山頂に着く。途中、日陰で凍り付いた危険な下りがあったがアイゼンを装備して万全を期した。権現山の山頂もまだ残雪が多く祠の屋根が雪面すれすれに見える程度だった。
権現山山頂からは前衛峰と同じく東側の展望が開けている。最初に目に飛び込んできたのは北東の彼方に一際大きな高まりを見せる能郷白山だ。あまりにも立派なのではじめは白山かと思った。その白山は能郷白山の右に頂上部を薄い雲に覆われて神々しいまでに崇高な姿を見せていた。また能郷白山の左には冠山や三周ヶ岳などの奥美濃の山々が、とても1200m程度の標高とは思えないほどの堂々たる山並みを連ねていた。空は青く晴れ渡り、山頂にはそよとの風もない。好天の下で素晴らしい眺めを心ゆくまで楽しんでから10時に下山の途に着いたのだった。


小津登山口 まず高屋山を目指す
残雪が現れる 高屋山山頂
前衛峰からの小津権現山
前衛峰からの花房山 権現岳の登りから金糞岳を望む
小津権現山山頂 小津権現山から前衛峰(手前)と高屋山を振り返る
能郷白山と白山
能郷白山と奥美濃の山々(その後に部子山と銀杏峰が見える)
能郷白山
霊峰白山
花房山

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