能郷白山 2003年(平成15年)5月3日 |
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登山口の1kmほど手前に車を止め、そこを4時40分に出発して15分ほど歩いて登山口に着いた。 |
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登山口の前を流れる沢は雪解けのためか水量が多かったので少し上流に遡って岩伝いに渡った。 そのあとはいつもの急登が始まる。まだ陽が差さない新緑の道を登って行く。 |
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さすがの急坂も6度目になると要領も分かってマイペースで行ける。 幾分か傾斜が緩くなって1合目を過ぎ、再び急登して5時35分に林道に飛び出した。 |
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いつの間にか上空はすっかり晴れ上がっており、ちょうど朝日が昇り始めて前山の稜線が明るさを増して 3月に小津権現山から眺めたときは真っ白だったその稜線に残る雪は思ったよりも少なかった。 |
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林道からは一段と急な登りが始まる。登山道の脇には小さなイワウチワがあちらこちらに咲いていた。 急登を続けて5時55分に郡界尾根に出る。 |
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イワウチワ(帰途撮影) |
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郡界尾根から見た前山 |
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まだ芽吹かない樹々の梢を透かして残雪を纏った磯倉山がちらちらと見える。 |
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気分の良い尾根道を歩いて行き、少し下ったあとは前山への長い登りになる。 |
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緩急織り交ぜた坂道を40分ほど登り続けて3合目を過ぎると潅木帯になり、見晴らしの良い小さなピークに着く。 ここから振り返ると登って来た郡界尾根が一望できた。 |
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尾根の左側は登山口のある能郷谷。 |
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右側は雲海のある揖斐川源流地帯。 |
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郡界尾根唯一の展望を楽しんでからさらに尾根道を登り前山には7時5分に着く。 雪のない時は藪に覆われた前山も、今は山頂近くまで行くことができる。 前山からは、残雪の縞模様に飾られた能郷白山見えた。何度見てもその大きな山容には圧倒される。 台形の山頂部の左端に見える丸い頂きが1580mピーク。 |
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能郷白山の左には磯倉山。この山も標高は1500m以上あり、立派な山容をしている。 |
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前山から吊尾根を緩く下って行く。前方にはだんだん高くなって行く能郷白山。 |
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左前方には磯倉山 |
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吊尾根鞍部付近からすっかり高くなった能郷白山を仰ぐ。 |
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最低鞍部からは二つはど小さなピークを越えて雪の斜面を一登りしたあと、 頂上直下の残雪を踏みしめて8時20分に山頂に着く。 笹が切り開かれた山頂部には雪はないが、そこから南にある小さな嗣までの東斜面は一面残雪に覆われていた。 |
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山頂付近から霊峰白山を見る。 |
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この時期、山頂付近の藪は残雪に覆われているところが多いので、その残雪を踏んで 前から気になっていた能郷白山の大きな台形の頂の南端にある 1580mほどの丸いピークに寄ってみることにした。 |
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ピッケル片手に能郷白山山頂を振り返りながら1580mピークに向かう。 |
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左手は白谷に落ち込む急斜面なので気を抜けないところもあるが概ね快適な稜線歩きを楽しむ。 進むにつれて行く手の磯倉山の鋭峰が大きく迫ってくる。 |
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上越国境の稜線を行くような気分で残雪を緩く下って行き、台形の頂の端に近づいたところで右手に回り込み、 雪の急斜面を急登して背丈の低い藪の中を進んで行くと目指すピークに辿り着いた。午前9時だった。 そこは標識はおろか人の歩いた跡もなく、まさに人跡未踏の頂きといった感じだった。 北にはすっかり形の変わった大きな能郷白山。その西の斜面には雪は殆どなかった。 |
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ピークからの奥美濃の山々。多分冠山方面。 |
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部子山と銀杏峰 |
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ピークに咲いていたカタクリ。 ピークのまわりには座ってゆっくり休む場所も見あたらなかったので早々に戻ることにした。 能郷白山の山頂に戻って、まだ大量の残雪に覆われた白山の崇高な姿や、 ぼんやりと見える御嶽や乗鞍岳などを眺めながらお弁当を戴いて休憩してから9時50分に下山を開始した。 |
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予定外の無名峰まで足を延ばしたため少し疲労感が出て帰りの吊尾根も長く感じられた。 前山には10時40分に戻りそこで暫く休憩する。そのあと能郷白山に最後のお別れをして郡界尾根を下り能郷谷へと向かう。 郡界尾根から分かれて下る急坂の尾根道は、途中の林道から下は新緑がとても鮮やかだった。 |
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慎重に沢を渡って登山口には12時15分頃に着く。 駐車地まで戻る車道から見た能郷谷を囲む山の斜面も眩いくらいの新緑で、生命の息吹を感じさせるものであった。 爽やかな風を受けながら駐車地には12時30分に帰り着くいた。 帰途、うすずみ温泉に寄って汗を洗い流し、さっぱりとした気分で大阪に向かった。 |
コースタイム |
往 : 駐車地(4:40)−登山口(4:55)−郡界尾根(5:55)−前山(7:05)−能郷白山(8:20-8:30) −円形峰(9:00) 復 : 円形峰(9:10)−能郷白山(9:35−9:50)−前山(10:40)−登山口(12:15)−駐車地(12:30) |