雌阿寒岳
2005年(平成17年)8月15日

行 程 雌阿寒温泉登山口−5合目−雌阿寒岳(往復)
天 候 曇りのち雨
メ モ 昨日は斜里岳に登ったあと清里へ戻って温泉に浸かり、そのあと国道391号に出て弟子屈に向かった。途中眠気を催したため野上峠で休んでから川湯温泉経由で弟子屈には午後3時頃に着いた。少し早かったが明日の雌阿寒岳登山のために体を休ませることにして今宵の宿に向かう。宿は温泉付きの民宿で家庭的な雰囲気のするところだった。6時から夕食を戴き、風呂に入って9時過ぎに横になった。明日の天気は予報では曇りとなっていたが果たしてどうなるのだろうか。気温は少し下がって来ているようで昨夜よりは寝やすそうだった。
明ければ最終日の15日。4時に起きて4時半頃に宿を出る。まず近くのコンビニで買い物をする。こんな小さな町にも24時間営業のコンビニがあって大いに助かる。そのあと国道241号に出て阿寒方面を目指す。この国道は阿寒横断道路と呼ばれている。生憎の曇り空だが道の両側の牧場には朝霧が漂っていて北海道らしい雰囲気のある景色だった。やがて道は山の中に入って行く。右に左にとハンドルを切って登っていくうちに周りは霧に閉ざされてくる。早朝の双岳台や双湖台には人影もない。天気が良ければ寄っていくのだが雨も降り出した状態では素通りするしかない。阿寒湖畔温泉を過ぎ、足寄峠を越えて雌阿寒温泉へ行く道道664号に入る。雌阿寒温泉には5時35分に着く。広い駐車場に車を止めて外に出ると硫黄のにおいが鼻についた。
駐車場にはテントを張っている人がいた。登山者も何人かいたが全体として人影はあまり多くない。3日目になる定番の朝食をとって登山口に向かう。来た道を少し戻って6時にしめ縄が張られた登山口から出発する。


6時にしめ縄が張られた登山口から出発する。頂上まで3km余りの行程だ。

針葉樹林の平坦な道をしばらく行くと木の根が露出した急坂の登りとなる。

3合目を過ぎると樹林はなくなり、背の高いハイマツのなかを急登するようになる。このあたりから霧に包まれてきてまわりは白一色だ。

ハイマツの道を登り続けて7時10分に5合目に着く。ちょうど行程の真ん中で、少し休憩する。

5合目以降も急登は続くが7合目からは大きなつづら折れの道で登りやすくなる。やがて大きな岩が点在した平坦な道になるが、高度を増してきた分風が強くなってきた。道端にはメアカンフスマの白い花が沢山咲いている。

やがてふたたび登りが始まる。8合目を過ぎ、9合目から少しで火口壁の縁に沿った道になる。風が一段と強くなる。

まだかまだかと思いながら登り続けて8時15分にようやく頂上に着いた。そこには天候の回復を期待してのことだろうか数人の登山者がいた。
頂上に着くと同時に雨が降り始める。一時的なものだろうと思ったが止む気配がないので急いで雨具を取り出して着る。風も強く長居は出来そうにないので写真を撮って早々に帰途につくことにした。

8時30分に山頂を辞して一目散に登山口を目指す。ドンドン下って行くうちに5合目あたりでどうにか小止みになる。その後は坦々と下り続けて駐車場には10時前に戻る。
濡れた服を着替えて気持ちも落ち着いたところでまだ時間があるのでオンネトーに寄ってみることとした。

森の中の青い湖はこのような天気でも美しかった。晴れていればその向こうに雌阿寒岳と阿寒富士が望めるのだが・・。

帰途は国道240号を走り、釧北峠を越えて美幌を目指す。美幌では温泉に浸かって山旅の最後を締めくくった。女満別に着いてレンタカーを返してから空港へ行く。風が涼しく秋の気配がした。

空港で待つこと1時間余り、満員の乗客を乗せた飛行機は定刻の午後3時50分に関空に向かって飛び立ち、
3日間に亘る夏の北海道の山旅は無事終了した。

コースタイム
往  雌阿寒温泉登山口(6:00)−5合目(7:10)−雌阿寒岳(8:15)
復  雌阿寒岳(8:30)−雌阿寒登山口(10:00)     

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