毛無山 2009年(平成21年)12月23日 |
麓にある有料駐車場から車道を少し戻って毛無山の登山口に行く。 入り口の案内図には山頂まで160分と書かれている。 |
||
杉林の中の薄暗い道を歩いて行くと右手に麓宮があった。安全祈願をして先に進む。 |
||
マウンテンバイクの道と交差しながら進んで涸れ沢に出る。 沢を渡ってしばらくで地蔵峠との分岐に着く。 |
||
道を右にとって樹林の中に入るとすぐに急な登りが始まり、10分ほどで一合目を通過。 |
||
1合目から5分足らずで”はさみ岩”を登って行く。 |
||
午前8時15分に二合目。 |
||
二合目から少し行くと不動滝の展望台があった。 滝は二段のようだが中央の滝壺は日陰になっている。 |
||
不動滝から先も急な登りは絶えることなく続く。 レスキューポイントの広場を過ぎると10分ほどで五合目に至る。 |
||
五合目を過ぎた所から富士山を返り見る。 登りの背後には常に富士山が控えているが、樹林が邪魔して全容はすっきりとは見えない。 |
||
六合目付近の登り。小秀山以来約2ヶ月ぶりの山歩きで、急な登りは鈍った体に応えたが、 このあたりからはなんとか調子を取り戻した。 |
||
七合目付近の登り。行けども行けども急な登りは続く。 |
||
七合目を過ぎたあたりの南側の眺め。初冬の低山の雰囲気。 |
||
八合目付近の登山道。冬の晴れた日のこういう山道の雰囲気も好きです。 |
||
急な登りを続けて10時過ぎにようやく富士山展望台に着く。 逆光気味の富士山がくっきりと見える。 |
||
山頂部 |
||
九合目を通過。 |
||
富士山展望台から10分ほどで稜線に出て地蔵峠からの道と合流する。うっすらと雪が積もっている。 |
||
凍り付いた雪の道を少し行くと北アルプス展望台と書かれた大岩がある。 |
||
大展望を期待して大岩を一気に登ると、何ということか南アルプスは雲に覆われていた。 昨年の越前岳から見た南アルプス以上の展望を期待していたのに残念なことこの上なし。 |
||
南の方は少し雲は少ないが南ア主稜線は望めず、笊ヶ岳などの白峰南嶺が見えるのみ。 |
||
その右手の南アルプス主稜線は厚い雲に覆われていた。こんなに天気がよい日なのに・・・。 |
||
僅かに北の端に鳳凰三山のみが認められた。 その右手遠くには北アルプスと思われる白い山並みが幽かに認められるのみ。 八ヶ岳も稜線は雲の中だった。 |
||
少し気を落としながら、平坦な凍り付いた道を5分ほど歩いて標高1946mの毛無山山頂に辿り着いた。 |
||
毛無山山頂はその名とは裏腹に東側以外は樹林に囲まれたところだった。 その東側からは正面に大きな富士山を眺めることが出来た。 |
||
富士山の左手には三つ峠方面の山々。 |
||
右手には昨年登った愛鷹山。 |
||
さらに愛鷹山の右には駿河湾の彼方に天城連峰を望むことが出来た。 |
||
天城連峰 |
||
朝霧高原から飛翔するパラグライダーの群れ。 |
||
山頂でしばらく休憩したあと、天子山脈の最高峰大見岳(1964m)に向かう。 稜線の東側はところどころ眺めのよい草地となっている。 |
||
毛無山から15分ほどで大見岳に着く。山頂は登山道から少し外れた樹林の中にあった。 |
||
大見岳からさらに進んで行き、樹林に囲まれたピークに着く。 ここから先は高デッキとの鞍部に向かって下りとなっているようなので引き返すこととした。 |
||
帰途、展望の開けた草地でしばし休憩する。 |
||
毛無山に戻る途中で見た十枚山方面の山々。 |
||
毛無山を11時35分に発ち、北アルプス展望台で眺めを再確認してから往路を戻る。 途中、富士山展望台から山頂部に雲が湧き始めた富士山を眺める。 |
||
富士山をズームアップ。登りの時の逆光だった眺めよりも立体感がある。 |
||
不動の滝 (マウスポインターを画像に重ねると拡大されます) |
||
二合目付近からの富士山。山頂から雲が流れ落ちている。 |
||
急坂を下り続けて足ががくがくし始めた頃ようやく登山口の駐車場に戻る。 |
||
国道へ出る途中から毛無山を振り返る。左端の尾根が登山路と思われる。 |
||
同じ所から見た富士山。南アルプスの眺めが得られなかったのは残念至極だったが、 このような素晴らしい富士山を見ることが出来てまずまずの山行だった。 |
||
毛無山全景 |
コースタイム |
往 麓登山口(7:45)−不動滝(8:15)−五合目(9:00)−富士山展望台(10:05) −毛無山(10:25−10:50)−大見岳(11:05) 復 大見岳(11:15)−毛無山(11:30−11:35)−五合目(12:18−12:25)−麓登山口(13:15) |