鎌ヶ岳 2007年(平成19年)5月12日 |
メ モ | 昨年最後の山行として入道ヶ岳から鎌ヶ岳への縦走を計画したが、天気が良くなく残念ながら水沢峠で切り上げた経緯がある。それから半年が過ぎて新緑が見頃の季節となったこの週末に同じコースに再挑戦することとした。 早朝家を出発し、宮妻峡登山口に着いたのは5時25分。今回は文句のつけようのない好天気で、早速支度をしてまず入道ヶ岳に向かった。前回は初めてのため取り付きの急坂には少し驚いたが、2回目の今日は案外短時間で急登が終わり、尾根に出たあとは新緑の樹林帯を順調に登って1時間と少しで北の頭に着いた。前回見えなかった鎌尾根と鎌ヶ岳の雄大な景観が眼前に展開する。 入道ヶ岳の頂上は割愛して先に進んで椿大神社奥宮の裏手からイワクラ尾根に取り付く。前回はこの尾根の急降下にも驚いたが、今回は木々の新緑で深い谷底も見えず、大した問題もなく鞍部に着いた。このあたりから道の両脇にはイワカガミが見られるようになる。縦走中随所にこの可愛い花が咲いており、イワクラ尾根はまさにイワカガミの道だった。痩せ尾根のアップダウンを繰り返し、仏石の磐座などの奇岩を見ながら宮指路岳分岐を越えて水沢峠には8時45分に下り着いた。 (つづく) |
||
行 程 宮妻峡登山口 ↓ 北ノ頭 ↓ 水沢峠 ↓ 水沢岳 ↓ 岳峠←→鎌ヶ岳 ↓ カズラ谷 ↓ 宮妻峡登山口
|
|||
天 候 快晴 |
|||
(気象庁 : 過去の天気図) | |||
水沢岳(左)から鎌尾根を経て鎌ヶ岳(右) | ||||
宮妻峡登山口駐車場 |
宮妻峡登山口から沢を渡って登山道に入る | |||
ポイント5付近からの鎌ヶ岳(左)と御在所岳(右) | ||||
尾根道からの水沢岳(左)と鎌ヶ岳 | ポイント6の樹林帯を行く | |||
樹林帯を抜けて北の頭に向かう | 雲母峰を振り返る | |||
北ノ頭を目指して行く | ||||
北の頭からの展望(左から水沢岳、鎌尾根、鎌ヶ岳、御在所岳) | ||||
椿大神社奥宮から入道ヶ岳を望む | イワクラ尾根の岩場 | |||
仏石の磐座 | 仏石の磐座から水沢岳と鎌ヶ岳を望む | |||
イワクラ尾根の大岩 | 登山道脇のイワカガミ | |||
イワカガミ咲くイワクラ尾根縦走路 | ||||
宮指路岳分岐 | 水沢峠 | |||
|
||||
水沢岳へ登る途中で入道ヶ岳とイワクラ尾根を振り返る | ||||
水沢岳 | 鎌尾根に咲くアカヤシオ | |||
水沢岳から見た鎌ヶ岳 | ||||
水沢岳のガレ場から縦走路を眺める | ||||
シャクナゲの蕾 | ハルリンドウ | |||
衝立岩と鎌ヶ岳 | ||||
鈴鹿西部の山々(左から綿向山、雨乞岳、イブネ) | ||||
間近に迫ってきた鎌ヶ岳 | 鎌ヶ岳まであと一登りだ(P1の頭から) | |||
岳峠 | 鎌尾根を振り返る | |||
山頂の天照皇大神宮社 | 鎌ヶ岳山頂 | |||
辿ってきた尾根を振り返る(左に入道ヶ岳、中央は水沢岳) | ||||
雲母峰分岐 | カズラ谷登山口に着く |
コースタイム |
宮妻峡駐車場(5:40)−北ノ頭(6:55)−仏岩(7:55)−水沢峠(8:45−8:55)−水沢岳(9:15) −鎌ヶ岳(10:50-11:15)−岳峠(11:25)−宮妻峡登山口(12:45) |