花房山
2005年(平成17年)4月9日


行 程 藤橋登山口−西峰−花房山(往復)
天 候 快 晴
メ モ 花房山は西の権現山、東の雷倉と並んでいわゆる小津三山の一つとされている。この小津三山は濃尾平野から見ると美濃と近江や越前との国境に連なる奥美濃の山々の手前に位置しており、冬に雪を頂いたその山容はなかなか立派なもので、初冬から晩春にかけての天気のいい日には、この稜線越しに奥美濃の盟主能郷白山の姿を望むことがでる。
平成14年の3月に金糞岳に登った時に、小津権現山と並んで極めて個性的な形の山が認められたが、帰って地図で調べてみるとそれが花房山だと言うことが分かった。人気のある権現山と違ってこの山はあまり一般向きではないようだったが、ネットで調べてみると藤橋から登る道があるようなので、春の好天気が予想されたこの週末に出掛けることにした。
土曜日の午前2時30分に起床。支度をして3時に出発する。4月とは言っても明け方はまだまだ冷える。空を見上げると晴れてはいるようだが冬のような澄み切った星空ではない。いつものように京都南から名神に入る。彦根ICを出て国道8号を進み、長浜から国道365号を行く。東側には伊吹山や金糞岳の黒い山体が続く。木之本から国道303号に入る。この間漸く夜は明けてまわりは明るくなってきている。まだ雪を被った横山岳を眺め、金居原から八草トンネルを抜けて美濃に入る。トンネルを出るとまわりは雪が多く未だ寒々とした感じだ。あまりの雪の多さに先行き少し不安になる。夜叉ヶ池への道を左に分け、坂内から横山ダムを目指す。蕎麦粒山もこの近くだ。こうしてみると今日のルートはこれまで登った奥美濃の山々を巡って行くような感じだ。
横山ダムから国道417号に入り、しばらくダム湖に沿って走って行くとやがて藤橋城へと下る道がある。国道と別れて藤橋城の前を通って道なりに進み、揖斐川を渡って地道を直進すると右手に朽ちたお寺がありその先に招魂之碑が建っている。それが目印で道を挟んだ反対側に目指す花房山の登山口があった。登山口と言っても車道の脇に生えた背の低い笹に赤いテープが巻かれているのでそれと分かる程度で、まわりには道標一つ無い。ネットで調べていなければこれが花房山の登山口だとはまず分からないだろう。少し道に迷ったりしたため予定より遅れて6時30分に着く。登山口の前に空き地があったのでそこに車を留
める。他に車はなく一番乗りのようだ。多賀SAで軽く食べてきたので支度をしてすぐの6時40分に出発する。

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国道と別れて藤橋城の前をとおり登山口に向かう。左手に花房山の稜線が見える

橋を渡り、廃寺を過ぎると登山口に着く。写真は登山口の前にある招魂之碑。右遠くに藤橋城が見える

微かな踏み跡を頼りに、笹を分け入って尾根に取り付く 尾根の取り付きから少し登ったあたりの登山道。ロープが張られてあるが落ち葉で道は分かりにくい

このルートの特徴である痩せ尾根を登る 第1ピークから花房山を見る。ここは登山口から西峰までのほぼ中間点

第1ピークからの下りの途中で能郷白山を見る。朝日を受けた清々しい山容だ
小さな2番目のピークを過ぎた樹林の間からは小津権現山も見える

イワウチワが生える痩せ尾根を行く
イワウチワの花はまだ堅い蕾だ 何度も現れる痩せ尾根。樹林がなければ足がすくみそうなところもある

残雪が現れてきた尾根道。振り返ると樹林の間から奥美濃の山々の白い稜線が見える
残雪の尾根道の登りが延々と続く ようやく西峰に辿り着く
西峰から目指す花房山を望む 西峰頂上からは360度の展望が得られた。まずは南の濃尾平野方面。右遠くに伊吹山

その右には手前に小津権現山。
左後ろには伊吹山が、右遠くには金糞岳が見える


伊吹山をズームアップ

金糞岳をズームアップ

西から北にかけては蕎麦粒山(写真中央左寄り)から金草岳(右端遠く)にかけての山並みが続く。
左端遠くには横山岳も見える

北には金草岳(左端)から冠山、能郷白山にかけての山並み。
右遠くに霊峰白山

もう一度戻って、左遠くに横山岳、右に蕎麦粒山方面を拡大
北の金草岳、冠山、若丸山方面を拡大
能郷白山と白山を拡大
さらに、くどいようだが能郷白山をズームアップ
そして白山をズームアップ
大展望を満喫して西峰から花房山に向かう 西峰から5分ほどで雪に覆われた花房山山頂に着く
花房山から西峰を振り返る。小津権現山や金糞岳も見える
花房山から雷倉を見る。左の白い山は白山
雷倉の彼方に穂高と乗鞍が見える
御嶽遠望 中央アルプス遠望
恵那山遠望 帰途、国道から花房山を仰ぐ

コースタイム
登山口(6:40)−第1ピーク(8:00)−西峰(9:30)−花房山(9:45)
花房山(10:10)−第1ピーク(11:20)−登山口(12:15)

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