剣 山
1999年(平成11年)11月21日

メ モ
昨日の三嶺に続いて今日は剣山に登る。
昨夜は夫婦池の近くに車を止めて車中泊とした。まだ暗いうちに起きて窓を見ると曇り空のようだった。しかしそれはガラスが曇っていただけで、外に出て空を見上げると怖いくらいの満天の星だった。
見ノ越の駐車場まで移動し、支度をして出発する。“天涯の花”の舞台となった剣山神社で安全祈願をしてから山頂目指して登り始める。古くからの信仰の山だけあって歩きやすい道だった。西島駅あたりで展望が開けて遠くに朝日が差す三嶺を望む。その左手には次郎笈が朝日を受けて黄金色に輝いていた。朝の冷たい空気を吸いながら1時間半ほどで小屋が建ち並ぶ頂上の一郭に着く。山頂までは木道が敷かれてあり、朝の霜で滑らないように気を付けながら山頂に向かう。
山頂は既に沢山の人で賑わっていた。しばらく三嶺などの山々の眺めを楽しんでから次郎笈目指して山頂を駆け下りる。鞍部から登り返して1時間弱で次郎笈に到着。そこからは三嶺まで続く山並みが一望だった。出来れば剣山から三嶺まで縦走したかったが、交通の便を考えるとなかなか困難なことだった。
剣山に戻ると先ほどとは打って変わって静かな山頂となっていた。抜けるような青い空と未知の山々に囲まれて何時までも去り難い晩秋の剣山だった。

行 程

見ノ越
↓↑
剣山
↓↑
次郎笈

距離     : 7.8km
最大標高差:  563m
累積標高  :  881m
  
天 候

快晴
原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 

山行記録

剣山神社 西島駅付近から三嶺を望む
朝日を受ける次郎笈 剣山山頂
剣山山頂から三嶺方面を望む
剣山からの次郎笈
剣山を振り返る
次郎笈峠 次郎笈山頂
次郎笈から三嶺へと続く稜線
次郎笈から三嶺遠望
剣山へ戻る 見ノ越からの剣山と次郎笈

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