光 岳
2000年(平成12年)7月

メ モ
南アルプスのうち茶臼岳以南はまだ行ったことがなかったのでこの夏の休日に易老岳から光岳への縦走を計画した。
前夜家を車で出発。飯田から伊那山脈をトンネルで抜けて早朝本谷口に着く。遠山川沿いの道が通れなかったので下栗の山越えをして北又渡経由で易老沢の駐車場に至る。この遠山渓谷は昭和52年に聖岳に登った帰りに5時間かかって歩いたところだ。あれから23年もの歳月が流れてしまった。
易老沢から小さな橋を渡って登山道に取り付く。南アルプスでは稜線に着くまでひたすら足下を見ながら長い登りに耐えなければならないのは今も昔も変わらない。この道も展望と言えば面平付近で聖岳を眺めたくらいで、易老岳までの5時間を黙々と登った。標高2300mを越す易老岳に着いてもそこは樹林に囲まれた山頂で展望はない。これがいわゆる南アルプスなのだった。易老岳から稜線沿いに進み、山吉平や静高平、センジヶ原を通って今日の泊まり場、光小屋に着く。2階の隅に寝場所を与えられる。自炊者は小屋の夕食前に食事を済ませなさいと言うことで早めに夕食をとる。朝は良かった空模様も昼からは下り坂になり、強い風に乗って雲が東の方へ流れて行く。果たして明日の天気はどうなるのだろうか。
2日目はあたりが霧に包まれた暗い朝だった。5時前から軽装で光岳に行く。樹林の道を歩いてここが山頂かと思うほどあっけなく着いた。霧と樹林のため展望もないので先の光石まで行ってみた。光石の上に座ってしばらく天候の様子を窺っていると時々霧が晴れて朝日が差してくるようになる。これは晴れるてくるぞと思って頂上にとって返したがそう簡単には回復しない。取り敢えず小屋まで引き返すうちにようやく本格的な回復が始まり大無間山などの遠くの山が見えだした。小屋に戻って朝食をとっている間に天候の回復は北の方にも及びイザルヶ岳の姿も現れてくる。そのイザルヶ岳に登って南アルプス南部の山々を眺める。聖岳から上河内岳、茶臼岳と23年前に登った山々を旧懐の念で眺めてから易老沢に向かって帰途についた。

行 程
 
22日:易老沢登山口−面平−易老岳−センジヶ原−光小屋(泊)
23日:光小屋−光岳(往復)−センジヶ原−イザルヶ岳(往復)−易老岳−面平−易老沢登山口

天 候 22日:晴れ後曇り 23日:霧後快晴


易老岳登山口 ギンリョウソウ
面平付近から聖岳と兎岳を望む
樹林に囲まれた易老岳山頂 静高平を行く
光岳とイザルヶ岳を望む
センジヶ原から光小屋と光岳を見る
光岳への道 光岳山頂
光岳からの帰途大無間山と小無間山を望む
光小屋岳から見た百俣沢ノ頭 イザルヶ岳山頂
イザルヶ岳から兎岳と聖岳遠望 イザルヶ岳から上河内岳を望む
南アルプス南部の山々
富士山遠望
イザルヶ岳からの光岳と光小屋 下栗から兎岳と聖岳を望む

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