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メ モ |
塩見岳には昨年の秋に登っているが、生憎の雨のためにただ頂上を踏んだだけの登山だった。そのリベンジを兼ねて塩見岳と白峰三山とを結ぶ目的からこの山行計画を立てた。ことの成否は天候次第で、特に2日目に熊ノ平に入ってしまうとどちらに行っても3千メートル峰を越えないと帰れないと言うことになるので天気予報には細心の注意を払うこととした。。
1日目は出来れば塩見岳直下の塩見小屋まで行きたいので、東京回りで早朝辰野から飯田線に乗り6時頃に伊那大島に着いた。バスで塩川まで行き三伏峠を目指す。順調に登って三伏峠には昼頃到着。さらに本谷山を越えて塩見小屋には夕刻に着いた。ここには番人が入っていた。天気は晴れのような曇りのようなすっきりとしない状態で、それが最終日まで続いた。雨に遭わなかったのが幸いと考えるしかない。
2日目は予定通り塩見岳を越えて熊ノ平に向かう。すっきりとはしないが、荒川三山や白峰三山も眺めることが出来た。熊ノ平小屋は無人で開放されていた。かなりの数の登山者が泊まっていて満員の状態だったが、小屋の中でテントを張る非常識な人もいた。注意されて撤収したのは当然のことだった。
3日目は三国平から三峰岳を越えて間ノ岳に登頂した。4年ぶりの山であった。その後農鳥岳を越え、残雪の稜線と別れて大門沢を下り大門沢小屋に泊まる。計画通りに縦走をを果たして一安心と言うところだった。
最終日は奈良田から身延に出て静岡経由で京都に向かった。
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行 程
塩川 ↓
三伏峠 ↓
塩見小屋(3日泊) ↓
塩見岳 ↓
新蛇抜山 ↓
熊ノ平小屋(4日泊) ↓
三峰岳 ↓
間ノ岳 ↓
農鳥岳 ↓
大門沢小屋(5日泊) ↓
奈良田
距離 : 36.0km
最大標高差: 2,361m
累積標高 : 3,117m |
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天 候
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原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 |
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