仙ノ倉山・谷川岳
1998年(平成10年)6月
 
メ モ
花の山平標山からトマノ耳までの谷川連峰の縦走は長年の懸案事項であった。しかもそれは平成7年の平ヶ岳の時のように6月の休日で晴天の日という条件をつけていたので、当然のことながらチャンスは滅多にあるものではなかった。と言う訳でようやく訪れた機会を捕まえて計画を実行に移すことにした。
前日平元新道を登って平標山ノ家に入る。天気は良くなく稜線は霧に包まれていたが、夕方になると上空を流れゆく雲を透かして青空も見えてくるようになった。大気が不安定で天候の具合もはっきりしなかったが、早朝に起きて空を見上げると星が出ていた。しかしその星の光は大きく、すこし潤んでいるようだった。天気は長続きしないと思い、すぐに支度をして4時に小屋を出発した。
木製の階段を登っている間に武尊山の上の空が赤く色づき朝日が昇り始め、平標山に着いた時は周りはすっかり明るくなっていた。東の方を見晴らすと、トマノ耳まで続く稜線の彼方には上会越国境の山々が青い影となって連なっていた。平標山と仙ノ倉山との鞍部はお花畑になっているはずだが、この年は雪が少なかったせいか花はあまり見ることが出来ず残念だった。辿り着いた仙ノ倉山からは浅間山を始めとする上州の山々や、遠く八ヶ岳や富士山らしき山が望まれ、振り返れば苗場山から続く稜線の遙か彼方に北アルプスの白馬連峰も認めることが出来た。
仙ノ倉山からは、エビス大黒ノ頭、万太郎山、大障子・小障子ノ頭、オジカ沢ノ頭を越えて12時過ぎにトマノ耳に達し、念願の谷川連峰縦走を果たすことが出来た。仙ノ倉山を過ぎたころから曇り空になったが、そのために暑い日差しを浴びることもなくてかえって良かったのかも知れない。越えてきた峰々を今一度振り返ってから天神平に向かって帰途についた。

行 程  
21日:平標山登山口−河内沢−平元新道−平標山ノ家(泊)
22日:平標山ノ家−平標山−仙ノ倉山−エビス大黒ノ頭−万太郎山−大障子ノ頭−小障子ノ頭
    −オジカ沢ノ頭−トマノ耳−天神平

天 候 21日:曇り 22日:晴れ後曇り
 

平標山登山口 登山道のベニサラサドウダン
未明に平標山の家を出発 黎明の武尊山
平標山目指して 平標山山頂
平標山山頂から上越の山々を望む
平標山山頂から谷川連峰と尾瀬の山々を望む
平標山から仙ノ倉山に向かう
仙ノ倉山山頂 仙ノ倉山から白馬岳を望む
仙ノ倉山から上州の山々を望む 仙ノ倉山から武尊山と日光の山々を望む
仙ノ倉山から平標山を振り返る
エビス大黒ノ頭から仙ノ倉山を振り返る
毛渡乗越 万太郎山の登りから仙ノ倉山を振り返る
万太郎山から巻機山を望む 万太郎山で記念撮影
万太郎山からの仙ノ倉山
万太郎山から谷川岳を望む
大障子避難小屋とオジカ沢ノ頭 小障子ノ頭から万太郎山を振り返る
オジカ沢ノ頭から万太郎山を振り返る
オジカ沢ノ頭 オジカ沢ノ頭から谷川岳を望む
トマノ耳から越えてきた谷川連峰を振り返る
オキノ耳と一ノ倉岳、茂倉岳 巻機山、越後三山、朝日岳
平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山 武尊山と日光の山々を望む

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