三周ヶ岳 1997年(平成9年)11月3日 |
登山口の案内図 |
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登山口を午前6時15分に出発。鳥居をくぐり、橋を渡って左に折れ、渓流沿いの道を進む。 左手に深い谷を見下ろしながら起伏の少ない遊歩道のような道を歩いて行く。 |
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20分ほどして眼下に夜叉ケ滝が見えてくる。このあたりでは紅葉が始まっているようだった。 そのあと沢を渡り、池まで2000m地点を過ぎて行く。 |
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再び沢を渡ると最後の水場に出る。ここにはトチの大木が立っていた。 池まで1500mと書かれた道標を過ぎるとつづら折りの登りが始まり、はどなく稜線へと続く尾根に出る。ちょうど7時だった。 湿り気の多かった道も尾根に出てからは乾いて歩きやすくなる。落葉をカサカサと鳴らしながら高度を上げて行く。 |
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振り返ると岩谷の対岸の稜線に目が射し始めている。空は青く晴れ渡り絶好の登山日和だ。 この尾根道は本当に登山道らしい道で、何となく三伏峠への道を思い出すようなところもあった。 池まで1000mの道標を過ぎ、ブナなどの落葉樹や石楠花の生える道を登って行くと雪が現れ始める。 雪道の急登も池まで200mと書かれた道標のところでようやく平坦になる。 |
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凍りついた滑りやすい道を歩いて7時50分に夜叉ケ池に着く。 池のまわりには人影はないが稜線には何人かの姿が見える。 池には朝日が射し始めており、思ったよりも明るい雰囲気で神秘的な様子はあまりない。 |
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稜線の道はこれまでの道とは違い細々としたものだが、踏み跡はしっかりついており迷うことはない。 取り付きの短い急登を終え、第1ピークに着くと左奥に目指す三周ヶ岳の姿が望まれた。右は第2ピーク。 |
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少し下ってからところどころ岩が露出した道を登り返すと雪に覆われた見晴らしの良い第2ピークに着いた。 三周ヶ岳まではまだまだピークを越えて行かなければならないようだ。 |
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第2ピークを下り、相変わらず笹に覆われた狭い稜線を登って次の第3ピークに立つとそこには真っ白に輝く白山が見えた。 朝早くからはるばるとやってきた甲斐があり本当に良かったと思った。 |
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その先も幾つか小さなピークがあり、それらを越えたあと少し下っていよいよ最後の登りになる。 潅木と笹に覆われた歩きにくい道を登り詰めて9時20分にようやく三周ヶ岳の頂上に到着した。 |
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まず三角点に触れて登頂を確かなものにしてから360度の展望を開始。 北東には笹ヶ峰から千回沢山、冠山、能郷白山へと奥美濃の山々が連なっている。 その奥には純白の白山。 |
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霊峰白山を望遠で。 |
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右奥には奥美濃の盟主、能郷白山。 |
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左手前には美濃又丸や笹ヶ峰。その向こうに部子山と銀杏峰。 |
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振り返って南には登ってきた稜線。 |
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伊吹山と金糞岳 |
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比良の山々。 いつまで見ても見飽きない眺めだが、人がやってきて騒がしくなる前に下山することにした。 10時に山頂を発ち、途中で白山や能郷白山を何度も振り返りながら、第1ピークを越えて池に戻ったのは10時50分だった。 |
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少し早いが、買ってきたお弁当を食べてから、11時15分に夜叉ヶ池を出発し帰途についた。 朝方凍りついていた道は泥濘の道となっていた。 尾根の上部から、すっかり葉が落ちてしまった樹々の枝越しに三周ヶ岳の稜線を望む。 |
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三周ヶ岳を眺め、まわりの山の紅葉を鑑賞しながら尾根を下って行く。日に照らされて中腹より下は紅葉が一段と綺麗に見えた。 登山口には12時15分に帰り着く。そこを12時25分に出発し、 国道365号を木之本まで走り、国道8号を経て彦根ICから名神で京都に向かった。 |