乗鞍岳
1995年(平成7年)9月9日

メ モ 車を夜通し運転して明け方登山口に着き、日の出とともに出発するのがここ十何年かの山歩きのパターンになっているが、その最初の山行がこの乗鞍岳行だった。
ルートは、むかし木曽福島から夜行バスで上高地へ行ったときの道で、その途中、通行止めとなっている釜トンネルの手前を左折して高度をあげて、安房峠を越え平湯経由で乗鞍スカイラインに入った。今ではスカイラインはマイカー規制となっているが、このときはまだ規制はなく、夜明けの道を高度をあげて走って行くうちにまず笠ヶ岳の特徴のある山容が見えだした。そのあとハイマツ帯の道を北アルプスの山々や遠く白山などを眺めながら走って畳平に着いた。
畳平から剣ヶ峰までどれほどの時間がかかったのか忘れてしまったが、とにかく素晴らしい天気で、北アルプスは勿論のこと、八ヶ岳や中央・南アルプス、御嶽などの展望を恣に出来たことは覚えている。
しかし、一緒に登った家族はこうした景色にはあまり感動しなかったようで、この乗鞍岳が家族とともに登った最初で最後の山となった。

行 程

畳平
↓↑
剣ヶ峰

距離     : 5.6km
最大標高差: 313m
累積標高  : 383m
 
天 候

快晴
原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 

山行記録

畳平付近から槍・穂高を始めとする北アルプスの山々を見る 早朝の陽の光が眩い
槍・穂高遠望。手前左は焼岳
八ヶ岳を望む
遙かに南アルプスを眺める
剣ヶ峰目指して登る
家族と登った山はこれが最初で最後だった 剣ヶ峰で
剣ヶ峰からの北アルプス 焼岳と裏銀座方面の山々
南アルプスと中央アルプス(右手前)
焼岳(左手前)と槍ヶ岳・穂高連峰。右遠くには常念岳も見える
槍・穂高をズームアップ

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