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メ モ |
伊吹山の北に特徴ある山容を横たえる金糞岳に初めて登ったのは平成7年の11月のことだった。冬型の天気の中で冷たい北風が吹く山頂から見た雲に覆われた奥美濃の山々は、当時はまだ未知の領域だった。
平成10年の3月に2度目に登った時は快晴の好天気で、山頂から能郷白山を始めとする奥美濃の山々はもちろんのこと、白山や北、中央、南アルプスの白銀の山嶺を望むことが出来て大いに感激したものだった。その後平成11年の3月にも出かけたが、その時は強風のために小朝の頭で引き返さざるを得なかった。
今回は平成10年の時の展望を求めて4度目の金糞岳に出かけることとした。
未明に家を出発し、早朝高山の集落に着く。二俣から鳥越林道に入ったが途中で雪のために進めなくなり、1時間ほどの雪の林道歩きを強いられた。天気は良く、頭上には抜けるような青空が広がる。第一林道出合から中津尾尾根の登山道に入る。第二林道出合から少し登ると連状の頭に着く。さらに一登りすると小朝の頭に出る。ここから展望が一気に開けて、目の前に金糞岳が、また東側には能郷白山と遠く白山も望むことが出来、山頂での展望に期待がふくらんだ。一旦鞍部に下って30分ほど登り返すと金糞岳の山頂に着いた。まわりの展望は下の写真のとおりで、前回に勝るとも劣らない申し分のないものだった。
1時間ほども眺めを楽しんでから帰途についた。雪の林道歩きのことを思って白倉の頭は割愛したが、次回はきっとあの頂まで足を延ばそうと考えながら雪の斜面を下って行った。
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行 程
駐車地 ↓↑
第一林道出合 ↓↑
第二林道出合 ↓↑
連状の頭 ↓↑
小朝の頭 ↓↑
金糞岳
距離 : 13.8km
最大標高差: 827m
累積標高 : 938m |
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天 候
快晴 |
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原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 |
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