常念岳
1972年(昭和47年)7月28日〜29日

メ モ
この山行は、梅雨が明けた後の晴天を狙って、このGWに達成出来なかった燕岳から常念岳、蝶ヶ岳までを縦走したものです。
1日目は中房温泉から合戦尾根を登り午前10時頃に燕山荘に着いた。時間も早いので燕岳山頂は割愛してそのまま表銀座を大天井岳まで行ったが、それでもまだ昼過ぎだったので一気に常念乗越まで歩いてその日は常念小屋に泊まった。当時使った地図に記されたものによると小屋に着いたのは午後3時半ごろだった。小屋の様子は記憶に残っていない。
2日目も天気は良く、早朝5時前に小屋を出発して常念岳に登り槍・穂高の雄大な眺めを得たが、槍ヶ岳には雲がかかっていてその穂先を見ることが出来なかった。その後蝶ヶ岳まで縦走。蝶ヶ岳には午前9時ごろに着いたようだった。蝶ヶ岳から横尾に下って徳沢経由で上高地着は午後2時半ごろ。5月の時と同じ五千尺ロッジに泊まった。
全体的に危険個所もなく順調に歩くことが出来、5月の時の厳しさが嘘のような快適な北アルプス行だった。この山行は来年のGWに再挑戦するための事前踏査も兼ねていたが、その目的は十分に果たされたようでした。

行 程

中房温泉

合戦尾根

燕山荘

大天井岳

常念小屋(28日泊)

常念岳

蝶ヶ岳

横尾

上高地(29日泊)

距離     : 30.8km
最大標高差: 1,467m
累積標高  : 2,543
m  




 
天 候

28日:晴れ
29日:晴れ時々曇り
 
 原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」 

山行記録

 
 合戦尾根から槍ヶ岳を見る。

 
 合戦尾根から八ヶ岳、富士山、南アルプスを眺める。

 
 合戦尾根上部から槍ヶ岳と大天井岳を望む。

 
 燕岳。
今回は山頂には寄らなかった。

 
2日目。晴れてはいるが稜線付近には雲が多かった。
常念乗越からの早朝の槍ヶ岳(中央に穂先)。

 
 常念岳山頂。

 
 常念岳から横通岳、大天井岳方面を振り返る。

 
 槍ヶ岳は雲の中。
その左に大喰岳と中岳。

 
中岳、南岳、大キレット、北穂岳。
涸沢岳には雲がかかる。

 
 穂高岳が眼の前に。
北穂、涸沢、奥穂、前穂が並ぶ。

 
 前穂高岳と乗鞍岳方面。

 
 常念岳で記念写真。
このあと蝶ヶ岳まで縦走し、横尾を経て上高地まで下った。


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