恵那山
1976年(昭和51年)4月17〜18日

メ モ
恵那山は中央アルプスと呼ばれる木曽山脈の南部に位置する山で木曽路の入口にあり、昔の宿場町だった馬籠からもよく見える。
この山を目指して新幹線で名古屋まで行き、名古屋から中央本線の電車に乗り換えて中津川駅に降り立ったのは残雪もなくなるころの春浅い4月の中旬だった。まだ自動車という文明の利器の恩恵を受けていないころなので、日帰りではなく山頂の小屋で一泊する山旅でした。
登山口の黒井沢までは交通の便が良くないので恐らくタクシーで行ったものと思う。登り始めたのは多分昼頃で、途中、野熊ノ池で休憩し、笹原の中の道を登って行ったことだけは覚えている。その日は頂上の小屋に泊まる。勿論無人小屋で、中でテントを張っている人もいた。
翌日の天気は晴れてはいたがあまり見通しは利かず、樹林の間から御嶽や中央アルプスが望めた程度だった。帰りは黒井沢から運よく車に便乗させてもらって中津川に戻った。

行 程

黒井沢登山口
↓↑
野熊ノ池
↓↑
恵那山(17日泊)


距離     : 15.0km
最大標高差: 1,020m
累積標高  : 1,072m
  




天 候

17日:晴れ
18日:晴れ
 
 
原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」  

山行記録

 
 1日目。中津川駅からタクシーで黒井沢登山口まで行き、昼頃から登山を開始。
恵那山への登山道からの御嶽山と乗鞍岳。

 
 標高1700mほどのところにある野熊ノ池で休憩。

 
 中央アルプス遠望。(撮影場所不明)

 
 2日目。一泊した山頂の避難小屋で記念撮影。
小屋は少し年季が入っていたように思う。中でテントを張る人もいた。

 
 山頂付近からの御嶽山。

 
 山頂付近からの中央アルプス。

 
 山頂の展望台で記念写真。

 
 この当時の恵那山の標高は標高は2189mとなっている。
恵那山は全山樹林に覆われており、開けた展望もなく、
標高の割には地味な山で、この時はあまり印象に残らない山行だった。

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