朝日連峰(大朝日岳〜以東岳)
1980年(昭和55年)8月11日〜13日

メ モ
2年前の飯豊連峰に続いて東北のもう一方の雄である朝日連峰を縦走。
上野から夜行“ざおう5号”で早朝に山形着。左沢からバスに乗り宮宿経由で朝日鉱泉へ。テント泊のため重い荷物にかなり体力を消耗して1日目は鳥原小屋のテント場で泊まる。
2日目は晴れてはいるが少し靄がかかった空模様だった。小朝日岳からは大朝日岳から以東岳まで続く連峰を目の当たりにして、果たしてあんなに遠くまでたどり着けるのだろうかと不安になる。大朝日岳を越えて西朝日岳に取りつくころは少しばて気味だった。寒江山あたりからは霧の中を進んで行ったが、歩いても歩いても狐穴小屋は現れず、疲れた体には結構堪える道だった。
3日目は疲れた体を引きずって以東岳に向かう。天気は昨日と同じような状態だった。以東岳に着いて来し方を振り返り、遠く鳥原山からこの以東岳まで続く山並みを見て連峰の縦走を果たした感慨はひとしおだった。しかし疲れた体には大鳥池から大鳥までの林道は長く遠かった。幸運にも途中で通りがかった地元の人の車に乗せて戴いて大いに助かった。その日は朝日屋に泊まる。
最終日はバスで鶴岡に出て“羽越2号”で新潟に行き、“雷鳥28号”で京都に向かった。

行 程

朝日鉱泉

鳥原山(11日泊)

小朝日岳

大朝日岳

西朝日岳

寒江山

狐穴(12日泊)

以東岳

大鳥池

大鳥

距離     : 47.0km
最大標高差: 1,605m
累積標高  : 2,591m
  
天 候

11日:晴れ
12日:晴れ
13日:晴れ
 
 原典:気象庁「天気図」、加工:国立情報学研究所「デジタル台風」

山行記録

 
左沢駅からバスに乗る    朝日鉱泉から鳥原山に登る
2日目。小朝日岳と大朝日岳
小朝日岳から大朝日岳を見る
朝日連峰核心部(画像をクリックすると連峰全体に拡大されます)
遙かに以東岳を望む 小朝日岳を振り返る
中 岳 大朝日岳を振り返る
西朝日岳 寒江山と以東岳
3日目。狐穴小屋と以東岳
狐穴付近から以東岳を見る 以東岳と池塘
ハクサンシャジン ヒナウスユキソウ
以東岳目指して 以東岳から大鳥池を見下ろす
以東岳から大朝日岳方面を振り返る
以東岳からの朝日連峰核心部
御坪峰を越えて大鳥池へ向かう 大鳥池

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